スポーツクラブ メガロス

メガロス 感動作文集 2023年

最後の友情について

綱島店
椎橋律子 様

思春期の友情を表現すると、青く、熱く、眩しい。陰湿ないじめなど影が薄かった時代だろうか。だが、AI時代に生きる今でも、情報拡散が共有、共感を生み形の違った友情やコミュが成立すると思う。高齢者の域に入った私の回りでもラインやXなど便利に多用している。

長く生きた分だけ出会いや別れを経験し、それなりの人脈を成している。仕事人として明け暮れした頃や妻であったり母であったりの当時の繋がりは細々ながらであるが。それでも老年になって友と呼べる人々に出会った。それぞれの人生は「いろいろ」でありながら皺が刻まれた笑顔や、櫛けずる白髪に共に生きた時を思い、親近感を覚える。若い頃と違って邪魔をしない距離感を心得る人が多く、そして又、無邪気も本物だ。老年になっての友情は、ほのぼのとまったりと。イヤッ、でも残りが少ないだけに大いに笑い、やっぱり、熱く眩しくありたい。

店舗コメント

●掲載作品中のプログラム名、施設名などは、統一した表記に変更させていただいた部分があります。
●「※」印が付いている作文のタイトルは、無題の作品に対して編集部がつけさせていただいたものです。
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