スポーツクラブ メガロス

メガロス 感動作文集 2023年

"イラッとさせた女"に一言

草加店
神之晃 様

コロナ禍で人生最大のデブになった2020年の9月。決してゆとりある生活状況ではないが、とあるパーソナルトレーニングジムに思い切って通い始めた。11万円払ったからにはなんとしても結果を出したかった。みるみる成果が出た。そのトレーナーに「近くのジムにも通うとより効果が出ますよ」と言われた。これの言いつけをことごとく守って成果が出たのだからその事も信じて近くのジムに通おうと思った。それで私は草加駅付近のジムをいくつか見学した。計4軒見学した。その2軒目にきたのがメガロス草加だった。色々不安な気持ちで入店すると、メガロス草加のスタッフは、まるで子供の頃空き地や野原で沢山の種類の花々が私に微笑んで楽しませてくれたそれを思い出させるかのように、素敵な笑顔と挨拶で出迎えてくれ、私の不安は払拭されたのだった。受付にいた1人のお姉さんが声をかけてくれ、見学をしたいその旨を説明した。全体的に案内され一回りした。私はそのお姉さんに「この辺、ほかにジムと言ったら何がどの辺りにあります?」と聞いた。すると親切に詳しく教えてくれた。が、最後にこう言われた。「でも、ここが一番良いと思いますよ」と。「あ、やっぱそうなんですねぇ」などと返答はしたものの、正直イラッとした。確かに自分が勤務する会社やその店舗に自信があり、胸を張って人に勧められるというのは素晴らしい事ではある。そして今の時代それくらいの気概がなくちゃいけないとも思うのだ。しかし初めて来た者に対してそのセリフはどうなのか?という疑問と共に、「メガロス草加に金を落とせ」と言われたような気がしての事だった。計4軒見学させてもらったのだが、やはり私はメガロス草加にした。他のジムは何かが一つ欠けていた。挨拶、笑顔、設備、応対、値段設定のいずれかが納得出来なかった。先述したものがパーフェクトなのがメガロス草加だったのだ。あれから早くも1年半くらいが過ぎさり、あのお姉さんは今メガロス草加にはもう居ない。1年半このジムに通い続け色々あった。今ならあの日、あのお姉さんが私にあんな事を言ったその気持ちがよく分かる。そしてもし誰かから「草加でいいジムありませんか?」と問われたなら私は間違いなく真っ先にメガロス草加に行けと言うだろう。そしてメガロス草加について熱弁したその最後に、お姉さん、あなたの代わり言おうじゃないか。「ここが一番良いと思いますよ」ってね。

店舗コメント

メガロス草加を一番良いと思っていただきありがとうございます。また、文字に起こしていただき本当にありがとうございます。接客に正解はないのかもしれませんが、常に正解を追い求めることは必要だと思っております。ただし、模索しながらではあるがゆえに、方向を間違えご迷惑おかけてしまうことも少なくありません。今回のメッセージも謝らないといけないことではないかとドキッとしました。。ところが私たちの背中を押してもらえるメッセージであったので安心したとともに、少し正解に近づけたのではないかとも思わせていただく内容でした。ありがとうございます。これからも一番良いと思っていただけるよう一層努めてまいります。(支配人 山崎、副支配人 小林)
 

●掲載作品中のプログラム名、施設名などは、統一した表記に変更させていただいた部分があります。
●「※」印が付いている作文のタイトルは、無題の作品に対して編集部がつけさせていただいたものです。
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