最近ゆっくりお風呂に浸かっていますか?シャワーのみになったり、お湯に浸かってもすぐに出てしまい結果的に冷え性に悩んでいる、疲れやすいという方におすすめなのが温冷浴です。
温冷浴ってなに?
温冷浴とは、温かいお湯と冷たい水を交互に浴びる入浴法の事です。銭湯やサウナに行った時、水風呂に浸かっている人を見たことはないでしょうか?一見とても寒そうに見えますが、実は一度温めた体を急激に冷やすので毛穴や血管が引き締まり、取り入れた熱が外に逃げないようになり、体が冷えにくく温かさが持続しやすくなります。
入浴時間が短くても体を温めて血行を良くし、疲労回復にも効果があると言われる温冷浴はこれから寒くなる時期にピッタリな方法だと言えます。
どんな効果があるの?
体は温めることで副交感神経が優位になり、体を冷やすことで交感神経が優位になりますが、温冷浴はそれぞれを刺激するので自律神経の活性化がされ、バランスが整う効果が期待できます。また、体を温め冷やすことで血管の収縮が起きて血行促進効果も期待できます。血行が良くなることで疲労回復、肩こり、免疫力向上、美肌などの効果を得ることが可能で、さらに自律神経が乱れることで免疫力が低下してしまうことがありますが、自律神経を整える働きがある温冷浴は免疫力を高めて風邪を引きにくくする効果も期待できます。
温冷浴の方法を紹介!
銭湯に行った時など、湯船が2つ以上あれば簡単ですが、もちろん自宅でも温冷浴をすることができます。
(1)入浴する前に、コップ1杯水分を飲む
(2)湯船に1~2分浸かる(40°~42°が最適)
(3)シャワーをお湯から水にし、10秒~30秒全身に浴びる
これを6~12分程度繰り返し続けるだけなので、忙しい方でも実践できそうですよね。また、お湯→水と繰り返すのですが、最後は必ずシャワーの水で終わるようにしましょう。
ただし注意点も!
体を温めるので冷え性の方にもぜひやっていただきたい方法ではありますが、血管に負担を掛けてしまうので心臓の悪い方や血圧の高い方はやらないようにしましょう。また、身体を温めた後に思い切り冷やすので、立ち眩みが起きたりふらつきやすくなるので転倒には注意して、体調の良い時に行うようにしてください。
特に慣れないうちは冷たい水に体がビックリすることもあるので、冷水浴は足元から水を掛けるようにしましょう。
いかがでしょうか?この時期何をしても体が冷えてしまうという方は、ぜひ一度温冷浴を試してみてください。ゆっくりお風呂に浸かった日は質の良い睡眠が取れ、次の日の目覚めもすっきりしますよ。
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