肌のたるみが気になり始め、いつまでも若々しく美しくありたいと思うものの、具体的に何をするべきか悩みがち。女性の美しさを支える「女性ホルモン」を知って、若さに自信を取り戻しましょう。
女性ホルモンの中でも、女性らしさをつくるといわれているエストロゲン。もう一つの女性ホルモンのプロゲステロンとともに、女性が妊娠できる身体をつくるだけではなく、肌の潤いを保ったり、髪をつややかにしたり、女性らしい身体つきにする働きをするホルモンです。しかし、エストロゲンは加齢とともに、分泌量が減ってしまうもの。そのため、テレビで実年齢より若く見え、魔性の魅力のあるアラフォー女優も、密かに女性ホルモンを増やすことを努力しているのです。
食べ物でホルモンバランスを整える
毎日の食生活は、女性ホルモンのバランスを左右します。コンビニやファーストフード中心の添加物が多い食生活では、ミネラルが奪われ、ホルモンバランスが崩れがちです。栄養バランスのとれた食事を心掛けるとともに、女性ホルモンの分泌を促す食品を摂取しましょう。
大豆に含まれる大豆イソフラボンは、エストロゲンと似たような働きをし、ホルモンバランスを整えます。大豆イソフラボンはサプリメントにもありますが、過剰摂取はホルモンバランスをかえって乱し、乳がんのリスクを高めますので、納豆や豆腐など食べ物から摂る方が望ましいです。ビタミンB6は、マグロやカツオなどに多く含まれ、エストロゲンの代謝を促します。ナッツは、ホルモンの分泌をコントロールするビタミンEが豊富に含まれ、美肌効果も期待できます。アボカドは、ビタミンB6・ビタミンEともに豊富に含んだ食品です。
質の良い睡眠をとる
睡眠不足は、エストロゲンの分泌量の減少を招きます。質のよい睡眠をとることは、女性ホルモンだけではなく、成長ホルモンの分泌も促し、新陳代謝も活発化させます。寝る前に、38℃~40℃のお湯に20~30分ほどつかって、ゆったりとリラックスすると、副交感神経が優位となり、良質な睡眠が得るのに効果的です。寝入りから3時間の間で、ぐっすりと眠れるかどうかがホルモンの分泌に影響します。スマホのディスプレイに使われているブルーライトは、睡眠を促すメラトニンというホルモンの分泌を抑制してしまうと言われています。寝る直前まで、スマホを使用するのは、避けるようにしましょう。携帯電話を枕元に置いて寝る場合には、呼び出し音やバイブレーション機能で目覚めてしまわないように、設定を変えるか、電源を切っておくようにします。
軽い運動で自律神経を整える
自律神経のバランスが崩れると、エストロゲンの分泌を促す性腺刺激ホルモンの分泌が抑制されてしまいます。軽い運動は、自律神経のバランスを整える効果があります。運動が苦手な人も、ウォーキングやストレッチなどを生活に取り入れましょう。ヨガも、自律神経を整える効果が期待できます。
この他には、恋をしたりときめいたりすることで、女性ホルモンの分泌量が増えるとされています。とはいえ、女性ホルモンを増やすには、食事・睡眠・運動といった日常生活の送り方が大切。心掛け次第で大きく変わりますので、いつまでも美しくいたいという意識を高く持ちたいものですね。
ホルモンの分泌を促すためのヨガやストレッチは、スポーツに馴染みがない人でも、取り組みやすいものです。スポーツクラブメガロスでは、運動が苦手な人でも始めやすいプログラムをご用意しておりますので、ぜひご相談ください。