心肺機能は年とともに衰えますが、実年齢に関わらず誰でもトレーニングことが可能です。
心肺機能と持久力が高い方は、激しい運動をした後でもすぐに呼吸が整い心拍数も落ち着き、疲れをあまり感じません。
では、どうしてこんなにも体の疲れの蓄積が違うのでしょうか?
切っても切れない体と酸素の関係
心肺機能と持久力が高い人とそうでない人の違いの一つに、一度の呼吸で取り込める酸素の量が挙げられます。心臓や肺は体全体に酸素を運ぶポンプのような役割をしていますが、より激しい運動をするにはたくさんの酸素が必要。疲れをあまり感じないという人は、効率よく酸素を摂取・消費できているのです。これは心拍数とも密接に関わっており、心臓での酸素消費量が少ないとその分を体の他の部分に送ることができるので息切れすることなく動き続けられるのです。スポーツ選手の心拍数が少ないと言われるのはこのためです。
逆に心肺機能が弱いと効率よく酸素を体に取り入れることができず、さらに持久力が落ちると、疲れを回復させるのに時間が掛かってしまうので、余計疲れやすい体になってしまいます。
心肺機能と持久力をアップするには?
心肺機能と持久力は、運動をして心肺に負荷をかけることでトレーニングすることが可能です。
そこでおすすめなのが水泳やエアロビクスといった有酸素運動。
無理のない範囲で心拍数が上がり心臓と肺を鍛えるのにちょうど良い負荷がかかります。
これにより、血液を送り出す力が強まるのと同時に動脈が太くなるので心臓の筋肉が強くなり、より効率的に酸素を体に運ぶことができるのです。
インターバルトレーニングのすすめ
心肺能力と持久力の向上を目指す方におすすめしたいのが、インターバルトレーニング。
インターバルトレーニングとは負荷の高い動きと低い動きを交互に繰り返して行うトレーニング方法のことで、スタミナや持久力をつけるには、うってつけの運動です。
例えば水泳なら、25mを10本泳ぐ際に半分の5本は80%の力で泳ぎ、残りの半分は30%ほどの力でゆっくり泳ぐといった緩急のある泳ぎ方をすることで心拍数が上下し、心臓の筋肉を鍛えることができます。
心肺が鍛えられると仕事や家事をしていても疲れを感じにくい体になり、より活動的な毎日を過ごせるようになります。スポーツクラブメガロスでは、年中利用できる水泳教室をご用意しております。その他にも、リズムに合わせて体を動かすMOSSAシリーズなど心肺機能を高めてくれる運動を多数ご提案させていただいておりますので、最近体が疲れやすい…と感じたらまずはお気軽にインストラクターにご相談ください。