朝起きた時「なんだか体が痛い…」と、コリが酷くなる方はもしかすると寝ている間リラックスができず、体が緊張状態になり「寝コリ」になっている可能性があります。
寝コリの状態とは?
寝コリとは、体が緊張状態で筋肉がこわばり、寝ている間にコリが酷くなる状態です。本来であれば就寝中はリラックスをして体の力を抜く必要がありますが、力んでしまうため肩こりや頭痛、腰痛、日中のだるさや眠気などが出てしまいます。
解消するには就寝中に体の力を抜き、リラックスするしかありませんが、私たちは日中のストレスなどの刺激を受けることで、緊張状態が解けずに自力で力を抜くことができないことがよくあるのです。
寝コリ度チェック
まずは自分がどれだけ寝ている時に力を入れているのかチェックしましょう。
□歯ぎしりをする癖がある
□朝顎が痛いときがある
□日中眠たさやだるさを感じる
□朝胃腸の調子が悪い
□目の奥が重たい感じがする
□布団や枕が以前より違和感がある
□寝ている時、寒さを感じる
□朝起きてからしばらく頭痛や肩こり首の違和感が続く
□寝る寸前までスマホ・テレビを見ている
3つ以上チェックがあった方は、寝ている間も緊張状態にある可能性があります。
寝る前に力を抜く方法
(1)ストレッチ
力んだ体はストレッチで伸びをすることで力が抜けるようになるので、寝コリの改善が期待できます。では、おすすめのストレッチ方法を紹介します。
(1)バスタオルを筒状に丸める。
(2)背中の中心に、バスタオルを背骨に沿っておき、仰向けになる。
(3)床に肘が付いた状態で両手をバンザイして、30秒キープ。
(4)床に付いた状態で肘を直角にし、30秒キープ。
(5)さらに肘を脇腹に近づけて、30秒キープ。
(6)腕を胸の前まで上げて、肘と手のひらを合わせて30秒キープ。
(7)これを3回繰り返えす。
寝る前に深呼吸をして、体をリラックス状態にしてから眠ると、体がしっかりと休む事ができるので、朝のだるさも解消することが可能です。
(2)深呼吸
人は集中していたり、体が力んでいる、緊張状態にあると呼吸は浅くなったり回数が減ってしまいます。深い呼吸を寝る前に行うだけで体の力が抜け、朝の寝コリを解消することも可能なので、この呼吸方法を覚えておきましょう。
(1)鼻からゆっくりとお腹が膨らむのを意識して息を吸う。
(2)鼻から20秒かけて、全身の力を抜くことを意識しながら息を吐く。
(3)これを無理がない範囲で5回繰り返す。
寝る前に布団の上で簡単にできるので、毎日行いましょう。
特に夜遅くまで働いている方や、日中に強いストレスを受けている方は疲れているはずなのに体が夜になっても緊張状態をキープして寝つきが悪くなり、さらに体に力が入っているので疲れも取れにくくなります。
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