ダイエットやスポーツクラブ・読書などの続けたい行動はなかなか続かないのに、やめたいと思っている悪習慣は体に染みついてしまってやめる事が難しいものですよね。悪習慣は強引にやめてしまうと心が悲鳴をあげてしまう可能性もあります。そのため習慣化された原因を知り、きちんと対処することが必要です。
悪習慣はなぜやめられない?
悪習慣はなぜ生まれるのか?それは、ストレスをため込んでしまい心が病気になってしまわないように体が対処しているからです。現代を生きる私たちは、イライラや不安・疲れ・仕事・人間関係・育児などのストレスにさらされています。そのストレスをため込んでしまうと心は壊れてしまうため、何らかの方法で対処する必要があるのです。このようなストレスから解放されるための行動習慣を「ストレスコーピング」と言い、その手段として悪習慣が成り立ってしまっている可能性があります。例えばスマホを見てだらだら・・という習慣化された行動には、それによって解消されているストレスがあると考えられます。
悪い習慣をやめるには?
悪習慣をやめるためには、ストレスコーピングの手段・選択肢を増やすことが有効です。例えば、禁煙したいのにタバコをやめる事が出来ない・・・そんな場合には、タバコに代替えできる選択肢を作ると解決しやすくなります。例えば、タバコを吸う代わりに、ガムを噛む・コーヒーを飲むなどの代替アイデアを1つではなく10個ほど考えておくと効果的です。また、ストレスそのものに対処することも大切です。ストレスが悪い習慣を作っているのならば、ストレスそのものを生み出しているものと向き合う必要があります。ストレスに対処する方法として、思考習慣を変え、物の捉え方、解釈を変えることが効果的です。
良い行動が習慣化されにくいのはなぜ?
悪習慣は続くのに、良い行動は長続きしにくい。 運動・ダイエット・読書など、続けて習慣にしたいと思っている行動を毎日継続することは難しいですよね。その原因としてあげられるのは「自分の管理能力・やる気を過大評価している」からです。人は何かを習慣にしようと考える時に、スクワットを3セットや毎日10キロのジョギングなどといった大きな目標をたてる傾向にあります。人は常に自分の管理能力を過大評価する傾向にあるため、大きな目標を立てても達成できると過信してしまいます。その結果、面倒になって継続できない・目標を達成できなくて自信を失ってしまう・・・といった悪循環に陥ってしまいます。
小さな習慣から始めよう!
最初から大きな目標を立ててしまい、挫折してしまい自信を失ってしまうという悪循環を避けるためには、まずは小さな習慣を身につける事が大切です。どんな小さなことでも、たやすく目標をクリアすることが出来て連続記録を途切れさせないほうが習慣化する可能性は高くなります。例えば、家に帰って手洗い・うがいをするというような行動がルーティンの場合、玄関を入ると自動的に手洗いうがいをする神経が作動して、いちいち考えることなく行動に移すことが出来るようになります。
悪い習慣を良い習慣へ変えていくには、一気に変化を求めるのではなく、小さすぎて失敗するはずがない行動を毎日繰り返すのが成功の秘訣です!大きな目標に向かう事は大切な事ですが、まずは負担にならない程度のものを行っていくことでやる気をなくすことなく継続することが出来ます。負担が大きすぎるとだんだん面倒になってきて途中で挫折してしまう可能性が高くなってしまいます。小さな習慣であれば、ものぐさな人やズボラな人でも継続することができ、知らない間にルーティンとなっているかもしれませんよ!
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