鯖はスーパーなどで手軽に手に入る親しみのある魚ですが、健康・美容に欠かせないたくさんの栄養素が含まれている事で近年注目されています。また、調理方法も様々で毎日の食事に美味しい一品として取り入れる事が出来ます。
鯖は栄養の宝庫!美容効果も!
サバのように背中が青い「青魚」は栄養が豊富と言われており、昔から多くの料理に使われてきました。青魚の中でも、鯖には近年注目されているEPAやDHAといった栄養が豊富に含まれているため話題となっています!鯖に含まれるEPAには血液をサラサラにする効果があり、「必須脂肪酸」の一種で体の中ではほとんど作られないので外部からとりいれる必要があります。栄養豊富な鯖は健康はもちろん、美肌作用などの美容やダイエットにも効果が期待できます!
鯖の栄養と効能
〈EPA〉
EPAは不飽和脂肪酸の一種で、血液をサラサラにする効果が期待できます。他にも、悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やし、血中の中性脂肪を減らす効果がある事で注目されています。
〈ビタミンD〉
カルシウムの吸収をサポートするビタミンDは、骨や歯の健康的には欠かせない栄養です。
〈DHA〉
DHAは脳や神経の機能を助け、脳を活性化させる効果が期待できます。記憶力の向上も助けると言われており、特に成長期のお子さんには欠かせない栄養素です。
これらの栄養素を摂取することで、肌トラブル予防・血行促進・コレステロールを下げる・ダイエットなどの効果が期待できます!
鯖の選び方・おいしい食べ方
おいしい鯖を選ぶ時に注目してもらいたいのが「目と身体つき」です。新鮮な鯖は目が大きく黒々としており、身体がピンと張って全体的にがっちりしているものは脂がのっていておいしい鯖です。切り身の場合は、皮が張っていてふっくらしていて、パック内に血が溜まっていないものを選ぶとよいでしょう。手軽に購入できる鯖ですが、11月ごろが1番食べごろと言われており、脂がのった新鮮な鯖は「しめ鯖」でいただくのがおススメです。手作りするのは難しいイメージがあるかもしれませんが、意外に簡単に作れます!もちろん定番の塩焼きや味噌煮もおいしいですが、鯖の調理は下処理をしっかり行うのがおいしく食べる秘訣です!
鯖をおいしく食べるための下処理
どんな魚でも鮮度が命ですが、特に青魚は鮮度が落ちやすいため注意が必要です。青魚を購入したら、冷蔵庫に入れる前に下処理をしておくことで調理後の味が変わってきます。
〈下処理の方法〉
まずは傷みの原因となる水分をキッチンペーパーでふき取ります。頭や内臓をとって2枚におろしてある場合も、表面には水分がついているのでふき取っておきましょう。調理方法が「煮る」場合は、生臭さが残りやすいため「霜降り」と呼ばれる下処理をしておくのがおススメです。
(1)鯖をボウルに入れ、鯖が完全に隠れるまで90度以上の熱湯を加える
(2)軽く混ぜながら、全体が白っぽくなるのを待つ
(3)水を足し、ボウルの中の水で鯖の表面を洗い流す
鯖は、健康だけでなくダイエットや美容効果も期待できる栄養の宝庫です。鯖を食べる事で血行を促進して血液の流れを良くしてくれるので、目の下のクマやくすみなどを改善することが出来、健康的な肌へと導いてくれます。スーパーなどで手軽に買うことができるのも魅力の一つですね。生の鯖を調理するのは手間・・・という方には、手軽にストックしておける鯖缶をアレンジして食事に取り入れるのもおススメです。
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