テレビや雑誌、メディアなどでよく見かける「骨盤の歪み」。骨盤が歪んでいる、というのはイメージしやすいですが、具体的にどのような状態で、骨盤が歪んでいることでどのような影響があるのでしょうか。
そもそも「骨盤」とは?
骨盤とは人の腰にある大きな骨のことで、背骨を支える位置にあります。体内にある多くの内臓を支える役割もあります。また、太ももの骨とも繋がっており、歩いたり走ったりと体が「動く」際に要であるといってもいい、重要な骨です。 骨盤は男性と女性で形状が異なっており、赤ちゃんを体内で育てられるように、女性の骨盤は男性の骨盤よりも横に広く、柔軟性のある作りになっています。そのため、骨盤の歪みも出やすいといわれています。
骨盤が歪む原因とは
骨盤が歪んでしまう原因には以下のようなものがあります。
・出産や加齢、運動不足などによって、骨盤を支える周りの筋肉が弱っている
・脚を組む、あぐらをかくなどの癖がある
・ハイヒールを履くことが多い
・鞄などの重い荷物を片側だけで持つことが多い
・うつ伏せで寝ている
…など、日常生活の何気ない仕草や癖が、知らず知らずのうちに骨盤に負担をかけてしまっているのです。 骨盤が歪むと、むくみや冷え性、ぽっこりお腹、歩いているうちにスカートが回ってしまう…など、様々な症状が現れます。
骨盤の歪みをチェックしてみよう!
1.つま先チェック
(1)仰向けになり、足を伸ばして肩幅くらいに開く
(2)力を抜き、腰から下を左右にぶらぶら揺らす
(3)動きを止め、頭を起こしてつま先の角度をチェックする
このとき、骨盤が正常な位置にある場合は脚~つま先が80~90度のV字になっていますが、骨盤に歪みがある場合は左右の傾きが非対称だったり、つま先が閉じすぎ/開きすぎの状態になります。
2.片足立ちチェック
(1)目を閉じ、左右どちらかの足で片足立ちを10秒行う
(2)もう片方の足でも同様に行う
左右どちらか、片足立ちがうまくできない場合は骨盤が歪んでいる可能性があります。
骨盤の歪みを治すには?
●骨盤エクササイズ
(1)両足を骨盤の幅に開いて立ち、腰に手を当てる
(2)円を描くように骨盤を回す(へそが前を向いている状態を保つこと)
骨盤を回すだけなので運動に慣れていない方でも簡単にできます。また、左右で回しにくいと感じる方を多めに回すとさらに改善効果が期待できます。 また、巻きながら骨盤がケアできる骨盤コルセットや、骨盤の歪みを軽減してくれるクッションなどのアイテムを取り入れるのもいいでしょ
骨盤の歪みを治すにはストレッチやヨガなど、様々な方法があります。改善が見られない場合は接骨院などで骨盤の矯正を受けることをおすすすめします。 スポーツメガロスでは美容に関するメニューも数多く取り揃えておりますので、ぜひ一度ご相談ください。 適度な運動も体幹を鍛え、骨盤を安定させるのに効果的です。まずは軽い運動から始めてみませんか?