朝の「むくみ顔」が5分で元にもどる即効解消法
「朝起きたら顔がパンパンにむくんでいて、人と顔を合わせたくない」そんな経験はありませんか？
いつもより顔が大きくなったように感じたり、目が腫れぼったくなってしまう事もあります。とりわけ、お酒を飲み過ぎた翌日や睡眠不足のときにむくみを感じるという人は多いです。
一時的なむくみは自然に治るので、昼頃になれば自然に解消することが多いですが、午前中から仕事や約束があるときは待っていられませんよね。「すぐにむくみを取りたい！」という場合、どうしたらいいのでしょうか。
今回は、忙しい朝でもできる「5分でむくみが戻る簡単セルフケア」を紹介します。
5分でできる「むくみ解消」セルフマッサージ
ぜひ動画を見ながら、一緒にトライしてみてくださいね。
首のマッサージ
顔に溜まった余分な水分を下に流せるように、先に首のマッサージをしておくと老廃物や水分の流れがスムーズになります。
まず、首を左右に3回ずつ、ゆっくりとまわします。次に、鎖骨の凹みに指を置き、心地よいと感じる強さで、左と右の両方とも20回ずつ押して、ほぐしておきましょう。
顔のマッサージ
顔のマッサージをする前に、クリームかオイルを塗っておきましょう。こうすることで、肌を傷めることを防ぎます。
親指以外を揃えて顎に置き、左右それぞれ耳の裏まで引っ張り上げます。老廃物や余分な水分を押し出すことを意識しましょう。これを10回。次に、耳の後ろから首筋を通って鎖骨まで、水分などを押し流すような感じで、なでるように押していきます。これも10回繰り返しましょう。どちらの動作も必ず、一方方向（上から下へ）で行うようにしてください。
目元のむくみ対策
顔のむくみが落ち着いてきたら、目元のむくみのケアを行いましょう。
目元のむくみの解消に効果的なのは、2つのツボを押すこと。（攅竹 さんちく）（睛明 せいめい）。親指を使って、眉頭の内側のツボと目頭の下のツボを、それぞれ3秒間押します。
まぶたのむくみがひどいときには、「温冷療法」も試してみましょう。蒸しタオルを1～2分顔に当てた後、冷水での洗顔を3回ほど繰り返すものです。顔の血行が促されることで、むくみの解消が期待できます。
その他に、ストレッチなどの軽い運動で全身の血流をよくすることも、むくみ解消には効果的です。
飲み過ぎた日は、就寝前の一手間で「むくみ予防」
飲み過ぎてしまった日は、簡単なポイントを押さえることで、翌日のむくみを押さえられる可能性があります。
まずは水分をしっかりと摂ること。
アルコールを多く摂取すると、体は脱水状態に陥りがちです。この脱水がむくみの一因となるため、水分補給はむくみ予防に直結します。寝る前にしっかりと水を飲むことで、体内の水分バランスを整え、酔いの回復を助け、むくみを予防することができます。
そして酔ったまま眠ってしまうのではなく、酔いを覚ましてから眠ること。アルコールによる酔いは睡眠の質を低下させてしまうため、身体の回復機能が上手く働かず、むくみに繋がる恐れがあります。
就寝前は軽いストレッチなどで、身体をほぐしておくことも、翌日のリンパの流れに影響するので効果的になります。
顔のむくみはなぜ起きるの？
そもそも顔のむくみはなぜ起こるのでしょうか？
顔のむくみは、「余分な水分が皮下に溜まること」によって起こります。血液循環やリンパの流れが滞ると、老廃物の排出がうまくいかず、これがむくみを引き起こします。
アルコールを摂取すると、血管が拡張します。これにより、体内の水分バランスが変化し、むくみやすくなることがあります。また、アルコールは利尿作用もあるため、尿によって脱水状態に陥りやすく、それがむくみの原因となることもあります。
睡眠不足により体の自然な回復が十分に働かず、寝ている間に老廃物が排出されなかったことも、むくみとなる原因です。
ただし、起きて活動を開始すると、重力の影響で水分が下に移動し、昼頃までにはむくみが自然と解消されることが多いです。
運動で代謝を上げることで「むくまない体質」を目指しましょう
朝、むくみで悩まないためには、普段から予防を心がけることも大事です。特に、お酒の飲み過ぎによるむくみは、寝る前に水を飲み、酔いが覚めてから寝るだけでも、翌朝の体調が大きく改善されます。
また、日頃から夜更かしを避けるとともに、利尿作用のある緑茶をこまめに飲むことで、老廃物が溜まりにくい状態にしておきましょう。
代謝を上げるのに最も効率が良い方法は「運動習慣を身につけること」です。
ジョギングやウォーキング、ヨガなどの有酸素運動は、体内の新陳代謝を高め、老廃物の排出を助けてくれます。
継続して運動を続けることにより、老廃物がたまりにくく、むくみに強い健康的なコンディションを手に入れることができます。
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