最近ちらほらと耳にするようになった「アーティチョーク」は、花のような見た目をした野菜です。どこを食べるのか?味は?など、不思議な植物ですが、実は美容や健康に効果があるスーパーフードなんです。
話題のスーパーフード!アーティチョークってなに?
アーティチョークはキク科チョウセンアザミ属の多年草で、日本ではチョウセンアザミとも呼ばれます。ヨーロッパやアメリカで多く食べられており、地中海沿岸が原産です。
味はそら豆と栗を合わせたような味で、芋のようにホクホクした食感が特徴です。少しえぐみがあるため、百合根にも似ていますが、古くは江戸時代に日本に入ってきましたが、食べられる部分が少ないことと、変わった見た目もあり、あまり定着しませんでした。
しかし近年、アーティチョークには豊富な栄養素が含まれているため、注目を集めています。
アーティチョークに含まれる栄養素がすごい!
アーティチョークには豊富な栄養素が含まれています。
(1)アントシアニンやケルセチン、ルチンなどの抗酸化物質
(2)肝臓、胆嚢などの再生をサポートするシナリン
(3)認知疾患の予防効果があるビタミンK
(4)炭水化物をエネルギーに変換するミネラル類
など、様々な栄養素を含んでいるため、健康のサポートにぴったりな野菜です。
また、血圧を下げるカリウムを含んでおり、血圧が気になる人にもおすすめです。
アーティチョークの美容効果
健康効果も十分なアーティチョークですが、美容効果もあります。
アーティチョークには水溶性食物繊維が豊富に含まれており、腸の働きを促進して便秘を改善させる効果が期待できます。腸内の有害物質をデトックスすることで代謝アップ、ダイエットのサポートにも繋がります。
また、アーティチョークに含まれる「シナロピクリン」には毛穴の黒ずみやたるみをケアする効果や、メラニン色素の働きを抑制する効果もあるため、美白を意識している方にもおすすめの野菜です。
一日に必要なビタミンの4分の1が含まれています。ビタミンCにはコラーゲンの合成を促す作用もあるため、美白だけでなく美肌の効果も期待できます。
アーティチョークってどうやって食べるの?
不思議な見た目をしているアーティチョークですが、食べられる部分はおよそ1割程度です。
アーティチョークはがく(花びらのような緑の部分)の根本と、蕾の芯を食べます。質の良いものであれば、茎の中も食べられます。特にがくを全て取った後の芯の下部は「アーティチョーク・ハート」と呼ばれ、アーティチョークの特に美味しい部分です。
全体の体積に比べると食べられる部分はとても少ないですが、その分栄養素が豊富に含まれているので、スーパーなどで見かけたら手にとってみてはいかがでしょうか。
また、最近ではサプリメントとしても販売されているので、そちらを使用するのも便利ですよ。
アーティチョークにはサプリメントや葉エキスもあるため、そのままのアーティチョークを買うのは大変そう、という方にはおすすめです。
健康にも美容にも良いので、食事に取り入れてみてはどうでしょうか。
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