多くの方が疲れると肩や腰を揉んでいますが、実は爪を揉むと疲れが取れたり、さらにはリラックス効果や冷え症、消化器官を元気して、免疫力をアップしてくれます。
爪揉みで副交感神経の活動的になる!
手には足と同じぐらい多くのツボがあると言われていますが、爪の生え際には副交感神経の活動を促すツボがあります。副交感神経は身体に溜まった疲れを回復させてくれる神経のことで、本来、身体を休める夜に働く神経です。しかし、現代人特有のストレスによって身体を興奮状態にさせる交感神経が夜になっても優位になっている人は多くおり、夜になっても寝れなかったり、疲れが取れない日が何日も続いたり、さらには自律神経の乱れに繋がるなど身体のさまざまな不調が現れ、多くの人を悩ませています。
しかし、爪揉みをすることで乱れた神経のバランスが少しずつ和らぎ回復力もアップすると言われています。
それぞれの指別の効果
爪揉みは、揉む指によって得られる効果が違ってきます。
親指…アトピー性皮膚炎や呼吸器系の病気、リウマチやドライアイに効果的
人差し指…主に消化器官を助けてくれ、潰瘍性大腸炎十二指腸潰瘍の予防に効果的
中指…耳の不調に効果的
小指…冷え症の緩和や頭痛、生理痛に効果的
特に紹介した症状で辛い場合は、それぞれの爪を揉むことで改善される場合もあるので、覚えておくとよいかもしれません。
ただし、薬指だけで要注意!
リラックスするための爪揉みですが、実は薬指だけは真逆の効果を持っていて交感神経を優位にさせます。普段、疲れを取ったり落ち着きたい時には薬指は避けてマッサージをしてください。
しかし、日中の眠気覚ましには薬指の爪揉みは効果的で、揉む事で目が覚めて頭のやる気をONにしてくれます。夜は親指・人差し指・中指・小指を揉んで、昼間は薬指のみを揉むなど使い分けると本来の正しい神経のメカニズムに戻り、自律神経の乱れが正常になりやすくなります。
爪揉みの方法
それでは爪揉みの方法を紹介します。
(1)爪の生え際の、角と角を人差し指と親指でつまみます。
(2)ギュッギュッと、少し力を入れて各10秒ほど揉みます。
(3)1日約2、3回リラックスしたい時に行うと(薬指はやる気を出したい時)効果的です。
時間がある方は、なるべくリラックス効果のある指は全てマッサージするようにしてください。また、揉み過ぎは逆に身体に悪い刺激を与える場合があるので注意してください。
出典:https://iyasimaindo.com/information/707/(癒やしまいんど)
https://immunity2016.com/index.php?%E7%88%AA%E3%82%82%E3%81%BF:(自律神経と免疫の話)
爪揉みは道具も場所も必要ないので、移動時間や休憩時間などいつでもどこでも出来るのが大きなメリット。だからこそ、毎日続けやすく、健康維持に役立つマッサージだと言えそうです。
しかし、爪揉みだけでは健康維持の全てが補えるわけではなく、適度な運動も必要となってきます。
スポーツジムメガロスでは、身体の不調を整えるプログラムを多く取りそろえています。気になる方はスタッフまで気軽にご相談ください。