寒くになるにつれて「太ってしまった」という方もたくさんいますが、実は冬太りの原因は「むくみ」かもしれません。冬特有のむくみを解消して、スッキリとした体を作る方法を紹介します。
どうして冬はむくみやすくなるの?
冬は気温が下がるため、体温を下げないようにたくさんのエネルギーが消費されます。すると体は自然と高エネルギーの食事を摂取しようとするので、塩分や糖分が濃い味付けを好むようになります。塩分・糖分を過剰摂取することで血液内の濃度を下げようと水分をたくさん含もうとしますが、血液の中で水分がにじみだし、細胞に水分が蓄えられます。これが冬特有のむくみのメカニズムです。
さらに夏と比べて冬は寒さによって血流が悪くなるため、余分な水分を体外に排出しにくくなるのです。むくみを放置しておくと脂肪よりも厄介なセルライトになってしまうので、結果冬太りしてしまうのです。
冬のむくみを解消する方法
(1)体を温める
むくみを解消するには、まずは体を温める必要があります。いくら努力をしても体が冷えて血流が悪くなっていると老廃物が体外に排出されない上に代謝が落ちてしまうので、むくみが解消しにくくなります。体を温めるのに便利なのが、使い捨てカイロです。カイロは貼る場所によって温まり方が変わってきます。
・首の後ろ
体全身が温まりやすくなります。
・お腹
下半身が冷えている時に有効です。
・尾てい骨少し上
足元の冷えを改善してくれます。
体の冷えている部分によってカイロを貼る場所を変えて体を温め、むくみを解消していきましょう。
(2)食生活を改善する
体を温めても次から次へと味が濃い食べ物を食べていては、いつまで経っても血中の濃度が下がらないのでむくみは解消されません。味が濃い食事はしばらく避け、むくみを解消する働きがある栄養素を摂るようにしましょう。
・カリウム
体内の塩分を排出する働きがあります。アボカド、ほうれん草、バナナなどに多く含まれています。
・クエン酸
老廃物を排出・分解する働きがあります。レモンやグレープフルーツに多く含まれています。※梅干しはクエン酸が豊富ですが、塩分が強いのでおすすめできません。
・ビタミンE
体内の塩分を排出する働きがあります。モロヘイヤ・プルーンに多く含まれています。
(3)適度な運動を行う
筋肉は血液を送るポンプのような役割を行っています。だから筋肉量が少ない女性のほうが男性よりもむくみを起こしやすいのです。特にふくらはぎは「第二の心臓」と言われるほど重要な役割を担っています。
なのでウォーキングやジョギング、階段の上り下りなど、下半身を使う運動を行うことで、筋肉量がアップして血流が良くなりむくみが改善されやすくなります。また、代謝をアップさせることで普段からむくみが起きにくい体作りをすることが可能です。
冬太りを感じたら、まずはむくみを取る事を意識するだけで体をスッキリさせることが可能です。また、普段からむくみにくい体作りをすることで冬太りを解消することも可能ですので、体を温める、食生活を改善する、適度な運動をする、この3つを意識しましょう。
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