夏が旬のとうもろこし。旬が近づくと革がついているものが売られていますが、調理するのはハードルが高い…と思っていませんか? とうもろこしの栄養がたっぷり採れる、簡単レシピをご紹介します。
とうもろこしとは?
とうもろこしはイネ科の野菜で、唐(中国)から来た「もろこし」…黍(きび)が基になって「とうもろこし」と呼ばれるようになりました。 とうもろこしには炭水化物をはじめ、食物繊維やミネラル、ビタミン等、様々な栄養素が豊富に含まれています。特に炭水化物はエネルギー源になるほか、疲労回復効果も期待できるため、疲れて食欲がない時や夏バテにはぴったりの野菜です。 また、とうもろこしにも種類があり、食用で流通しているスイートコーンや、乾燥させて調理するポップコーン、家畜用飼料のデントコーン等があります。
とうもろこしの調理のコツ
とうもろこしは茹で方によって風味が変わる野菜です。
・沸騰させた湯で3~5分茹でる…しゃきっとした食感
・水から入れ、沸騰させた後3~5分茹でる…ジューシーでふっくらした食感
・水から入れ、沸騰手前で15~20分茹でる…甘みが引き立つ
どれが正解ということはないので、好みで茹で方を変えてみましょう。 また、皮のついたとうもろこしを調理する場合は、2~3枚の薄皮を残して茹でると甘みが引き立ちます。 電子レンジで加熱したり、フライパンで蒸し焼きにすることでも火が通ります。
おすすめレシピ(1) とうもろこしご飯
1.とうもろこしの皮をむき、半分に切ったあと芯のまわりの実を包丁で切り落とします。
2.米2合と水を2合炊きの線まで入れ、塩小さじ1を加えて混ぜます。
3.とうもろこしの実と芯を釜に入れ、炊飯します。
4.炊きあがったら芯を出し、米ととうもろこしを混ぜ合わせて完成です。
炊き込みご飯の容量で作れる簡単レシピです。とうもろこしの甘みが食欲をそそります。お子さんでも作れますので、お手伝いレシピにもおすすめです。
おすすめレシピ(2) とうもろこしのパスタ
1.パスタ200gを規定の時間より1分短く茹でます。
2.フライパンでバター10gとベーコン2枚を炒め、焼色が付いたらしめじ1/2パック、とうもろこし1/2本を加えてよく炒めます。
3.全体が炒められたら①のパスタを加えて炒め合わせ、バター10gとしょうゆ大さじ1を加えます。
4.火を止め、大葉を加えて和えれば完成です。
さっと作れるパスタの時短レシピです。とうもろこしとバター醤油がよく合います。忙しい日の晩ごはんにおすすめです。
とうもろこしが手に入らない時期はコーン缶でも代用できます。皮付きのとうもろこしは意外と簡単に調理できますので、ぜひこの夏はとうもろこし料理を作ってみてはいかがでしょうか。
ただ、とうもろこしはカロリーが高めなので適度な運動でバランスを取りましょう。スポーツメガロスでは軽い運動からハードな短期集中型トレーニングまで、様々なプログラムをご用意しております。ぜひ見学にお越しください。