5月に旬を迎えるアスパラガスはおいしいだけでなく、美肌効果や疲労効果など体に嬉しい効果が多いアスパラギン酸・ビタミンが豊富に含まれていると、最近注目を集めています。
アスパラガスに含まれるアスパラギン酸とは?
アスパラガスの代表的な栄養素と言えばアスパラギン酸です。疲労物質とされる乳酸の分解をする働きがあるので疲労回復効果が期待できます。さらにグリコーゲンというスタミナの貯蔵庫のような物質の生成も促し、代謝を上げて効率よくエネルギーを作り出してくれるので、元気な体作りや健康促進、さらには免疫力アップにも役立ってくれるのです。また、ビタミン類や腸の調子を整える食物繊維ビも豊富に含まれているので、美肌効果も期待できます。
調理のコツ
下ごしらえ
アスパラガスを調理する際に気を付けたいのは、下の部分の固い繊維部分を取り除いてあげるという点です。この部分が残っていると食べにくくなってしまいます。アスパラガスの下の部分をしならせると、自然とぽきんと折れる部分があるので、そこを取り除いてあげましょう。
また、旬のアスパラガスのハカマ部分は柔らかいのですが、古くなったものは三角のハカマを包丁を使って取り除くと食べやすくなります。ここまでが基本の下ごしらえとなります。
レシピ
カレーフリッター
(1)アスパラガスの4本分の皮を剥き、水分をふき取る。
(2)卵黄(1個)、水(1/2カップ)、小麦粉(50g)、カレー粉(大さじ1)をボールに入れてよく混ぜ合わせる。
(3)余った卵白を角が立つまで泡立て、塩を加えたら(2)を加えててさっくりと混ぜ合わせる。
(4)アスパラガスに(3)を付けて170度の油で揚げる。
きんぴらアスパラ
(1)アスパラガスの5本分の皮を剥き、斜めにカットする。
(2)オリーブオイルをひいたフライパンでアスパラガスを炒め、小口切りの唐辛子(2分の1本分)としょう油・酒(各大さじ2分の1)を加えてさらに炒める。
アスパラガスを楽しむのにピッタリなシンプルなレシピです。ボリュームが欲しい方は豚バラ肉を好みで追加しても美味しくいただけます。
5月は季節の変わり目や環境の変化などで起きる「五月病」があるほど疲れが出やすい時期だと言われています。旬の食べ物にはその時期に必要な栄養素が豊富に含まれていますが、アスパラガスは特に食事で取り入れていただきたい食材の一つだと言えます。
スポーツメガロスでは疲れにくい体作りをサポートするプログラムなどのご用意もございますので、気になる方はぜひスタッフまでお問い合わせください。