疲れ目に効くのは?原因と解消方法

テレワークや在宅勤務でモニターを、おうち時間でスマホやテレビ画面を見ている時間が増え、疲れ目(眼精疲労)になっていませんか? 画面を見ているとどうして目が疲れてくるのでしょうか。原因と対策をご紹介します。

疲れ目とは?

疲れ目とは眼精疲労ともいい、目を使う作業を続けることで、目のみならず全身に影響を及ぼしてしまう状態のことを指します。主な目の症状としては、目が重く感じる、目が痛い、まぶしく感じる、目の充血、まぶたの痙攣などです。また、全身の症状としては、頭痛や肩・首のコリ、イライラしやすくなる、吐き気がするなどがあります。 また、ドライアイも疲れ目の症状の一つです。目薬を頻繁に注さないと目が乾いてしまう人は要注意です。

疲れ目の原因

大きく分けると3つの原因が挙げられます。

(1) 目の異常
遠視や乱視、近視が適正に矯正されていない(度が合っていない)状態が続くと、無理にピントを合わせようと目の筋肉に負担がかかります。また、ドライアイも目が見にくくなり、無理に見ようとするため疲労に繋がります。

(2)作業する環境
長時間のデスクワークはモニターを注視するため、目にダメージが蓄積されてしまいます。また、オフィスではエアコンの風が涙の蒸発を促してしまい、ドライアイを進めてしまうこともあります。

(3)ストレス
ストレスがかかると、まばたきの量が減ったり、涙が十分に出なかったりと目の疲労に影響を及ぼす場合があります。

疲れ目解消方法

仕事のちょっとした空き時間や、休憩時間にで疲れ目は緩和することができます。一番手軽に試せるのは「目薬」です。目薬はスーッとするものより、低刺激のものがおすすめです。また、ビタミンB12等の眼精疲労の回復をサポートしてくれる成分を含んでいるかどうか、予めチェックしておきましょう。 目薬以外には、ツボ押しや肩・腰まわりのマッサージもおすすめです。爪の生え際、特に親指のツボは血流に酸素を供給する効果が期待でき、目の疲れを癒やしてくれます。また、親指と人差し指の骨の間にあるツボ「合谷」は、疲れ目による頭痛を引き起こしている時に押すと効果的です。

疲れ目を予防するには?

普段から疲れ目にならないような習慣を身に付けておくと、より疲れ目になりにくくなります。夜は睡眠をしっかり摂り、寝る直前までスマホを見ないように。眠ることも十分な目の休息になります。また、じっと画面を見続けることは眼精疲労のキッカケとなってしまうので、時々目を動かして目の周りの筋肉をほぐすのも効果的です。 最近は通勤・通学の時間でスマホをじっと見ることが増えています。電車内の広告を読んだり、外を眺めると目を休めることに繋がりますので、たまには周りに目を向けてみましょう。

デスクワーク中心の方はパソコンやスマホ等の液晶モニターを見る時間が長く、目が疲れやすくなっています。たかが疲れ目、されど疲れ目。全身の不調に繋がることもありますので、しっかり予防と対策を行っていきましょう。 全身の血流を促進させるなら、適度な運動もおすすめです。
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