スーパーやデパートでも見かける「芽キャベツ」。丸くて可愛らしい形も魅力的ですが、栄養価が高く、風邪予防、疲労回復、老化予防など身体に嬉しい野菜です。
芽キャベツとは?
芽キャベツは、キャベツと同じアブラナ属の一種で、コモチランカンや、ヒメカンランとも呼ばれます。キャベツと違い、葉のつけ根に出てくる脇芽が結球しているもので、地上から約70cm伸びた1本の茎に約50~60個実ります。ベルギーが原産地で、日本には明治時代に伝わったといわれています。
現在の主な産地は静岡県で全国の約9割を生産しています。その他、北海道や長野でも栽培されています。
芽キャベツの旬は冬で11月中旬から3月までが収穫時期です。高温と湿気に弱いため、温かいときれいに巻かず、虫がつきやすくなるためです。
芽キャベツの栄養価と効果について
芽キャベツは、ビタミンCやβカロテンなどを多く含む野菜です。その含有量はキャベツと比べて、ビタミンCが約4倍、βカロテンは7倍~10倍多く含まれています。ビタミンCは、免疫力を高める効果があるので風邪予防や疲労回復に効果的です。また、βカロテンには抗酸化作用があるので、がん予防や老化予防も期待できます。その他、骨の形成や血液の毛凝固促進に役立つビタミンKもキャベツの2倍含まれています。
美味しい芽キャベツの選び方と保存方法
美味しい芽キャベツの選び方のポイントは次の通りです。
・葉が鮮やかで緑の濃いもの、巻きがしっかりしているもの
・黄色がかかっていないもの
・手に持った時に重く感じるもの
保存方法はそのまま冷蔵庫か、茹でて冷凍するのがおすすめです。冷蔵庫で保存する場合は、洗わず、乾燥しないように通気性のある保存袋に入れましょう。約一週間持ちます。冷凍する際は固めに茹でて小分けにして冷凍します。解凍は自然解凍がおすすめです。
簡単!おすすめレシピ「芽キャベツのガーリック炒め」
材料(2人分):芽キャベツ4個、ベーコン50g、ミニトマト4個
※すりおろしにんにく、めんつゆ(2倍濃縮)、レモン汁:各小さじ1、塩、胡椒少々、オリーブオイル小さじ2
1 芽キャベツを半分に切り、体熱ボウルへ入れラップをかけ、600wレンジで2分加熱
2 ベーコンを2cm幅に切る
3 熱したフライパンにオリーブオイルをひき、2と1を順に入れ中火で炒める
4 ミニトマトと※を入れ、最後にレモン汁をかけて完成
芽キャベツは、サラダ、炒め物、揚げ物、煮込みなど様々な料理に使うことができます。見た目も可愛く、栄養豊富な野菜芽キャベツ、ぜひ料理に活用してみてはいかがでしょうか。 健康に過ごすためには、日頃からバランスの良い食生活と運動が必要です。スポーツメガロスでは、健康維持に効果的なプログラムも取り揃えていますので、気になる方はスタッフまでお問合せください。