はじめに:イベント太りは習慣が原因。今の時期からの準備で防げる!
忘年会、クリスマス、お正月。これからやってくる年末年始は、おいしい誘惑と会食の機会が目白押しです。
「年に一度だから…」と開放的な気分になり、気づけば体重が元通り、あるいはそれ以上に。この「イベント太り」に悩まされる方は少なくありません。
しかし、ご安心ください。体型を崩す原因は、イベントそのものではなく、その前の準備と日々の「習慣」にあります。今の時期に「太らない食べ方」の基礎をマスターしてしまえば、イベント当日も食事を楽しみながら体型をキープできます。
本記事では、食生活の満足度を下げずに体型維持を叶える、具体的かつスマートな「予防術」をご紹介します。
食事を始める前に!太りにくい体を作る「3つの賢い準備」
食事の現場でいきなり自制しようとしても、おいしそうな料理を前に意思を保つのは難しいものです。そこで、食事を始める「前」に、満腹中枢を刺激し、血糖値の急上昇を防ぐための準備をしましょう。
- 1. 食前30分前の水分補給: 冷たい水ではなく、常温の水やお茶をコップ一杯飲みましょう。これにより、胃が膨らみ満腹感が少し得られるため、ドカ食いを防げます。
- 2. 軽い運動でエネルギー消費を意識: 会食前や食事の少し前に、スクワットやストレッチなど軽い運動を取り入れることで、体のエネルギー消費モードをオンにします。
- 3. 野菜やきのこ類を一口: 可能であれば、会食やパーティーの始まる前に、食物繊維の多い野菜を一口食べておきましょう。食物繊維が胃の中で膨らみ、その後の食事の糖質や脂質の吸収を穏やかにするのを助けます。
会食で実践!罪悪感を減らす「食べる順番」と「マクロ栄養素」の意識
会食の場で大切なのは「すべてを我慢する」ことではありません。料理の「質」と「順番」を意識するだけで、体への負担は大きく変わります。
【スマートな食べる順番】
- 1. 食物繊維(野菜・海藻・きのこ): 最初に食べることで、血糖値の急上昇を抑え、満腹感を与えます。サラダやおひたしから手をつけましょう。
- 2. タンパク質(肉・魚・大豆製品): 体の基本となる栄養素です。赤身肉や魚など、脂質の少ないものを選びましょう。
- 3. 炭水化物(ご飯・パン・麺類): 最後に少量を楽しむようにしましょう。
【マクロ栄養素の意識】
揚げ物やクリーム系の料理は、脂質が多くカロリーオーバーになりがちです。蒸し料理、焼き魚、鶏むね肉など、調理法がシンプルで脂質の少ないメニューを意識して選び、食事のバランスを整えましょう。
翌日に差をつける!食べ過ぎた後の「リセット&帳消し」習慣
もし食べ過ぎてしまっても、そこで諦めてはいけません。大切なのは、「次の日」の行動です。すぐにリカバリーすることで、脂肪の蓄積を防ぐことができます。
- プチ断食で内臓を休ませる: 翌日の朝食を抜く、または消化に良いもの(野菜スープなど)に置き換え、内臓を休ませましょう。体内の消化活動が落ち着くことで、代謝が回復しやすくなります。
- カリウム豊富な食材を: 塩分を摂りすぎると、体は水分を溜め込んでむくみの原因になります。翌日は、カリウムを多く含む食材(バナナ、アボカド、海藻類など)を積極的に摂り、余分な塩分と水分を排出しましょう。
- 軽い有酸素運動: ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動をいつもより少し長めに行い、エネルギー消費を促します。無理のない範囲で体を動かすことが重要です。
アルコールとの上手な付き合い方:飲みながら太らないためのルール
お酒の席もイベントの楽しみの一つですが、アルコールは食欲増進作用がある上、それ自体にもカロリーがあります。
- 飲む種類を選ぶ: ビールや日本酒などの醸造酒は糖質が多い傾向にあります。焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は比較的糖質が少ないため、意識的に選ぶと良いでしょう。
- チェイサー(水)を挟む: お酒と同量、またはそれ以上の水を飲む習慣をつけましょう。脱水症状を防ぎ、アルコールの分解を助け、同時に飲みすぎを防ぐことができます。
- おつまみを賢く選ぶ: 揚げ物や炭水化物ではなく、枝豆、冷奴、お刺身など、タンパク質を中心としたおつまみを選ぶようにしましょう。
おわりに:食事を楽しむこともキレイへの一歩
食事は、体を作るための栄養補給であると同時に、人とのコミュニケーションを深め、心を豊かにする大切な時間です。
厳しい制限はかえってストレスになり、リバウンドを招く可能性があります。今回ご紹介した予防術をこの時期に身につけ、「準備」と「リカバリー」を徹底すれば、あなたはイベントを心から楽しみながら、強く美しい体を維持することができます。
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