新年、1/7といえば「人日の節句」です。七草粥を食べるのが季節の風習として残っていますが、実は七草はどれも栄養たっぷり! 低カロリーな七草粥をもっと美味しく食べられる、アレンジレシピをご紹介します♪
七草粥とは?
七草粥とは、邪気を払う縁起物として1/7に食べるお粥のことです。セリ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、ナズナ、ゴギョウという聞き馴染みのない「春の七草」ですが、ナズナはペンペン草のことを指します。また、スズナはカブ、スズシロは大根のことを指し、名前が違うだけで日頃親しんでいる野菜も含まれています。 免疫力をアップさせて風邪の予防効果が期待できたり、むくみを軽減したりと、様々な栄養が豊富に含まれ、それを一度に摂ることができるのです。 古来から食べられている七草粥は、ただの風習ではなく、新しい年を元気に過ごすために実に効果的です。
基本の七草粥の作り方
(1)スズナ、スズシロを一口サイズの角切り、他の七草をざく切りにします。
(2)米1/4カップをさっと洗い、鍋に水2.5カップ、塩少々と一緒に入れ、中火にかけます。沸騰してきたら弱火にし、15分ほどかき混ぜながら煮ます。
(3)米が柔らかくなり、とろみがついてきたら塩を少々入れます。スズナ、スズシロに火が通ったら他の七草を入れ、ひと煮したら完成です。
スーパーで春の七草セットも販売されているので、簡単に作ることができますよ。
洋風アレンジ!トマトリゾット
(1)米を研ぎ、ザルで30分ほど水を切ります。
(2)鍋に米、トマト缶1缶、水2.5カップ、固形スープの素1個、一口サイズに切ったスズナ、スズシロを入れ、煮込みます。
(3)ざく切りにした他の七草とベーコン適量を入れ、ご飯が好みの固さになったら粉チーズを入れて完成です。
七草粥の味や風味がちょっと苦手、という方にオススメのリゾットアレンジレシピです。
中華風に!中華粥
(1)七草を下茹でします。
(2)鍋に水2.5カップと冷ご飯を入れ、酒大さじ1、鶏がらスープ大さじ1.5、中華だし小さじ2、塩小さじ1/4で味をつけ、火にかけます。
(3)沸騰したら弱火にし、とろみが付くまで5~10分程度煮詰めます。
(4)しらす1パック、下茹でした七草、ごま油小さじ1を加えます。
(5)溶き卵を回し入れ、卵が固まったら完成です。
夜食にも食べやすい中華アレンジです。
七草粥をたくさん作りすぎてしまった!という方にはカレーアレンジもおすすめ。七草粥にカレーを加え、耐熱皿に入れます。上からチーズと卵をのせて、オーブンで焼いたら完成です。子どもも食べやすい味になるので、七草粥が余ってしまったときはぜひお試し下さい。
健康効果が期待できる七草粥ですが、健康維持は日頃の運動も効果的です。全館空調完備のスポーツメガロスで、運動を始めてみませんか?