2月が旬の「春菊」は、鍋やすき焼きのお供でおなじみの野菜です。独特の風味が苦手、という方も多いかと思いますが、実は低カロリーで栄養豊富な野菜なのです。
春菊とは?
春菊とは、名前の通りキク科の植物で、菊同様に切れ込みの入った葉が特徴です。通年スーパーなどで買うことが出来ますが、冬が旬となっており、旬の時期は味や色がよいものが多く出回ります。 春菊には皮膚や目の粘膜を健康に保つサポートをするβカロテンや、ビタミンC、妊娠期に重要な葉酸、貧血予防に効果的な鉄、カルシウム、食物繊維などが豊富に含まれています。また、春菊は1束あたり4Kcalと、低カロリーな野菜でもあります。
春菊が苦くなる理由
春菊というと、独特な苦味が苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は春菊は最初から苦いわけではなく、加熱することが原因です。ほとんどの野菜は加熱すると甘くなりますが、春菊は加熱すると苦味が強く出てしまうという特性があります。 春菊は生でも食べられますので、苦味が苦手な方はサッと10秒程度火を通すか、生で食べるのがおすすめです。反対に、苦味や風味が好きという方はしっかりと加熱すると、春菊の風味を楽しむことが出来ますよ。
栄養を逃さず食べるには?
鍋物によく用いられる春菊ですが、春菊に含まれる栄養素は水に溶け出しやすいものが多くなっています。栄養面を重視するなら、しゃぶしゃぶなどで調理するのはNG。水を使って調理する場合は、水に溶け出した栄養ごと飲めるスープや味噌汁、鍋などがおすすめです。 また、油と一緒に食べることでよりβカロテンを効率的に摂ることができます。生の春菊にオイルをかけてサラダにするのもベター。油炒めも簡単なので、夕食の一品にぴったりです。
春菊のオススメレシピ
■ベーコン炒め
(1)春菊(1束)を葉と茎に分けて切り、ベーコン(3枚)を3cm幅に切る。
(2)フライパンにサラダ油(大さじ1)を入れ、ベーコンを中火にかける。
(3)ベーコンに焼き目がついたら春菊の茎を入れ、軽く炒めたら葉を入れる。
(4)塩コショウを適量入れ、味を整えたら完成。
■春菊サラダ
(1)春菊(1束)を洗い、水気を切って、葉を食べやすい大きさにちぎる。
※茎はサラダには使用しないため、他の料理に活かしましょう。
(2)油を含むドレッシングをかけて完成。
どちらも簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね。
旬は一年のうちに一番栄養を含んでいる時期です。旬の食材をうまく食事に取り入れて、健康的な生活を送りましょう。
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