冬になると、乾燥よる毛穴の開き、黒ずみ、ニキビなど肌トラブルが起きやすく、悩ましい時期でもあります。乾燥が気になる季節にワセリンは高い効果を発揮し、肌への刺激も少ないので安心して使うことができるのです。
冬に気になる乾燥毛穴とは?
乾燥している肌は、水分量が不足しているため弾力が失われています。肌の弾力が無くなり、重力に逆らえなくなった肌は緩んで下へ下へとたるんでいきます。同時に毛穴もたるんで大きく伸びてしまうので、目立つようになるのです。さらに、乾燥が進むと肌のターンオーバーが乱れて、古い角質が毛穴周辺に蓄積し、毛穴の入り口が大きく押し広げられていきます。角質が溜まるとそこでアクネ菌が繁殖するリスクが高まり、ニキビもできやすくなります。
なぜワセリンは乾燥に効くの?
ワセリンは、石油から油を抽出してそれをさらに生成してできたものです。
石油には肌に悪いイメージがありますがワセリンは100%石油由来のミネラルオイルで鉱物油なので肌への負担が少なく低刺激で、皮膚科でも使用されているほどです。
ワセリンを肌に塗ると、皮膚を外部の刺激から守ってくれる油性の保護膜が作られます。ワセリン自体に水分を与える機能はありませんが、肌の水分が逃げるのを防ぎ、外部の乾燥などから皮膚を守ってくれます。また、ひどい乾燥によって角質がめくれていたり粉が吹いている肌を落ち着かせて目立たなくしてくれます。
ワセリンパックで毛穴を撃退
ワセリンを使えば、鼻や頬の目立つ毛穴対策をすることも可能です。メイクや汚れを洗顔できれいに洗い流し、化粧水でしっかりと水分を肌に与えた後、ワセリンを毛穴が気になる部分にパックするように厚めに塗って、しばらく放置したら洗い流すだけで完了です。
ワセリンは余計な成分が入っていないので肌の皮脂と混ざりやすく、角質や余分な油分と同化してくれます。また、洗顔でこのワセリンと同化した角質や皮脂を取り除くことで、乾燥を防ぎながら毛穴ケアができてしまうのです。
個人差はありますが、1週間程度継続すると効果が実感できます。
ワセリンを使った毛穴ケアのポイント
ワセリンで毛穴ケアをする時に注意したいポイントが二つあります。
ひとつは、ワセリンを塗る前にしっかりと汚れを洗い流すことです。汚れが取れていないとワセリンパックの効果が減少してしまいます。
もうひとつのポイントは、ワセリンパックを行うのは夜がおすすめということ。ワセリンを皮膚に塗ったまま長時間日光を浴びると、その部分が「油焼け」というやけどのような症状が出て、シミなどの原因になる恐れがあります。
毛穴やニキビなどのトラブルが無い美肌は、女性なら誰でも憧れますよね。毎日のスキンケアに加えて、運動習慣を身につけることができれば、新陳代謝も促進されて健康的な肌とボディを手に入れることができます。
スポーツクラブメガロスでは女性が美しくなるためのプログラムも多く用意しております。気になる方はぜひお問合せください。