運動初心者の方や苦手な方は、スポーツを始めたくても体力が無いので長く続けにくいですよね。そこでピッタリな運動方法が「スロージョギング」です。歩くスピードで走るので、初心者でも疲れにくいと話題になっています。
スロージョギングってなに?
スロージョギングとは、名前通り「ゆっくり走る」運動です。どれぐらいゆっくりかと言うと、ほとんど歩くスピードと変わりないほどです。歩く程のスピードでジョギングをするので、持久力の自信がない方でも安心して始められるうえに、疲れにくいので普通にジョギングをするよりも長時間続けられるのです。確かに、100Mを全速力で走るのと『ゆっくり走るの』では疲れ方が全く違いますよね。しかもゆっくりで疲れにくいのに仕事量は同じ。カロリーはしっかり消費できるのでダイエット効果も期待ができます。
どうして走っているのに疲れにくいの?
人は運動をする時、筋肉を動かすのに必要な運動エネルギーを、糖などを燃焼して作り出しますが、副産物として乳酸が筋肉に蓄積されます。これが肉体的に疲れるメカニズムです。しかし、スロージョギングをする方の多くが「いつもより疲れにくい」と感じるのはどうでしてでしょうか?
これには使う筋肉の種類にあり、ジョギングや走る筋肉は「速筋」という瞬間的に大きな力を出す部分を使うのでパワーを消費しやすく乳酸が蓄積されやすいのです。一方スロージョギングで使用をする筋肉は「遅筋」を使っています。遅筋は瞬発的な力はありませんが、持久力に優れた筋肉なので乳酸も溜まりにくく疲れもあまり感じないのです。
疲れないけどしっかりカロリー消費!
スロージョギングの優れているポイントは疲れにくいだけではありません。ゆっくり走りますがカロリーはしっかりと消費をします。同じ速度でもウォーキングとスロージョギングを比べた時、カロリーの消費が1.5倍ほど高いという実験データがある上に、疲れないので通常のジョギングをするよりも長時間運動を行えるので、より高いカロリー消費が可能となり、ダイエットの効果も期待ができるのです。
スロージョギングの方法
それではスロージョギングの正しい方法を紹介します。
走り方
(1)姿勢を正して、肘を直角に曲げて肩の力を抜く
(2)歩幅は小さくして、足の指の付け根部分から着地するイメージで走る
たったこれだけなら簡単そうですよね。また遅筋を使った運動にするためにも息が上がらない程度のスピードを意識することが大切です。
また、スロージョギングは外でなくても家の中で行うことができます。雨の日でもTVを見ながらでも出来るので、初心者の方でも無理なく続けられます。
今まで運動をしていなかった方にとって、いきなりジョギングを毎日行うのは大変ですよね。また、体力が無い時期に無理に運動を行うと体を壊してしまう可能性もあるので、スロージョギングは初心者の方にピッタリな運動だと言えます。
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