テレビで紹介されて以来、爆発的なブームを巻き起こしているココナッツオイル。ココナッツオイルは「ココヤシ」からとれる油です。「アブラヤシ」という種類の木からとれるパーム油とも異なるものですので注意が必要。そんなココナッツオイルは、ダイエットはもちろん、コレステロール値を下げるなど様々な健康効果が期待されており、まさに万能食材として注目を集めています。ここでは、ココナッツオイルの効果について紹介したいと思います。
便秘予防効果
最近では食品添加物が多く含まれた食品を取り入れる機会が増えましたが、食品添加物の摂り過ぎが招く弊害のひとつが便秘です。 食品添加物をたくさんとり入れた結果、腸の絨毛にへばりつき、宿便が溜まりやすくなるほか、腸内に棲息する無数の腸内細菌が破壊されてしまいます。 ココナッツオイルには腸内の絨毛にへばりついた食品添加物を除去する作用があり、ココナッツオイルをとり入れることによって腸内環境が整えられ、便秘とさよならできます。
悪玉コレステロール抑止効果
コレステロールには、「善玉コレステロール」と「悪玉コレステロール」の2タイプがあります。 身体に対して害をもたらし得るのは悪玉コレステロールのほうで、体内において悪玉コレステロールが増えすぎると、動脈硬化が進行し、脳血管障害や心疾患のリスクが高まってしまいます。 そもそも脂肪の摂り過ぎが問題になるのは、脂肪を摂取することによって、悪玉コレステロールや中性脂肪酸へと変換されるため。 一方、ココナッツオイルに含まれているのは中鎖脂肪酸であり、分子が短いがゆえに、肝臓に直接運ばれ、効率よく分解・燃焼されやすいというメリットがあります。 よって、ダイエット効果も期待できます。実際、アメリカの女優にもココナッツオイルダイエットを実践している人がいらっしゃるようです。 その結果、内臓に脂肪が蓄積されることなく、年齢に伴う脳血管障害や心疾患のリスクが大幅にダウンします。
免疫力アップ効果
ココナッツオイルには「ラウリン酸」と呼ばれる成分が含まれています。 ラウリン酸は母乳にも豊富に含まれている成分であるわけですが、さまざまな微生物に対して抗菌作用を発揮してくれます。 ヘルペスがしばしば出やすいという方、インフルエンザに罹りやすいという方は、ココナッツオイルを摂取されることをおすすめします。
美容効果
ココナッツオイルに豊富に含まれている成分のひとつに「トコトリエノール」があります。 これはビタミンEの一種であり、強い抗酸化作用を持っています。 抗酸化作用と言えば、美容とも関連するものであり、美容に興味を持っている人であれば耳にしたことがあるでしょう。トコトリエノールが体内にて吸収されると、年齢とともに気になり始めるしわやシミ、毛穴の問題が改善され、美肌効果がアップします。
甲状腺機能の改善効果
甲状腺とはホルモンの分泌を制御する器官であり、体のエネルギーを生み出したり、自律神経を調整したりといった重要な役割を担っています。 この機能が低下する病気が「甲状腺機能低下症」と呼ばれるものであり、病状が進行すると、便秘やむくみ、倦怠感、抑うつ、眠気などの症状が現れるようになります。 ちなみに、今日のココナッツオイルブームは、甲状腺機能低下症に対してココナッツオイルが有効に作用することがカナダの研究者によって指摘されたことが始まりとも言われています。 甲状腺疾患でお悩みの女性は多いようですが、甲状腺機能を正常に働かせるためにも、ココナッツオイルを積極的に摂り入れたいところですね。
認知症予防効果
物忘れが多くなる原因としては色々指摘されていますが、その原因のひとつとして「ブドウ糖のエネルギーへの変換不足」が挙げられます。 ブドウ糖の代わりに脳のエネルギーとなってくれるのがケトン体であるわけですが、ココナッツオイルにはこのケトン体を生成する中鎖脂肪酸が豊富に含まれています。 ココナッツオイルを摂取することで、脳にエネルギーが供給され、その結果脳内が活発に働くようになります。
このように、ココナッツオイルはスリムな体を手に入れたい若い女性のみならず、さまざまな健康の問題が出始める中高年の方にこそ、活用していただきたい食材であります。健康が気になり始めた方、モデルのようなスリムな体を手に入れたい方は、ぜひ一度ココナッツオイルを試してみてはいかがでしょうか?
食材を取り入れるだけではなく、それにあわせて健康的に体を動かしたい、という人は、ぜひスポーツクラブメガロスへお越しください。