暑くなってくると、運動をするのがちょっと面倒になりますね。そこでこの夏はいっそのこと「水泳」をメインにダイエットというのはいかがでしょうか。 水の中なら気持ちよくインナーマッスルを鍛えられ、カロリー消費や脂肪燃焼においても効率的。おまけにリラックス効果があなどれないんです。
水泳ダイエットが効率的な理由
水泳は、水圧や水の抵抗を受ける全身運動で、体中の筋肉を使う分、一つひとつの動きに対して陸上よりもカロリー消費が多くなります。そして体温よりも低い温度の水中に浸かるので、体内でも、体温を下げまいと多くのエネルギーが使われ、カロリー消費(イコール脂肪燃焼)されやすいといえ、同じ運動時間でも陸上より効果が高いといえます。 また、水には浮力があるので、体の重さが数分の1~10分の1ほどになります。ひざや足腰などにあまり負担をかけずに、インナーマッスルをバランスよく強化できるところも魅力です。
でも泳ぎたくない!という方も大丈夫
泳ぎが苦手で気が進まないという方にも、水中でのエクササイズは可能です。初心者の方には、有酸素運動の水中ウォーキングやジョギングがおすすめ。陸上より脂肪燃焼が早いので、一歩一歩バランスを取りながら、使われている筋肉を意識して感じてみてください。 レベルアップとして、水中でのキックボクシング動作やストレッチなど、気になる箇所の筋力トレーニングや、リズムに合わせて水中でステップを踏んだりするなど、泳がなくてもできるエクササイズは豊富にあるのです。
水の中で漂えば心も体もリラックス
水中運動のメリットはダイエット効果にとどまりません。水に浸かったときのヒヤっとした感覚やふわふわとした感覚は、それぞれ脳に刺激を与え「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されるそうです。それにより気分の安定や筋肉の緩まりをもたらして、大きなリラックス効果となります。 一説によると、水の中でリラックスする感覚は、母親の胎内にいたときの記憶が関係しているのだそうです。手足を伸ばして水に浮く気持ちの良さは、想像するだけでも心身が癒やされ、気持ちがよさそうな気がしませんか。適度な疲労感は良い眠りももたらします。
多岐にわたる水泳のメリット
もし泳げる方なら、水泳で心肺機能を高めて基礎代謝量を増やせたり、肩甲骨を動かして肩こり解消やバストアップ効果を得られたり、呼吸での口の動きが顔の筋肉や脳に影響を与えてくれ、認知症の予防にも効果的のようです。泳ぎ方を一つひとつ頭の中で意識しながら泳ぐと左脳が、自然に無意識に泳ぐと右脳が使われるといわれ、右脳と左脳の働きにバランスが取れると、記憶力、忍耐力、積極性の向上につながるのだそう。基本から泳ぎを覚え直してみてもいいかもしれません。
スポーツクラブメガロスでは、初心者から上級者まで学べる水泳教室のほか、水中での有酸素運動やリラックス体験など、多彩なクラスをご用意しております。水に顔を浸けるのも怖いという方も、まずはインストラクターにご相談ください。