冬が旬の大根は、おでんやふろふき大根など、冬の食卓によく並ぶ野菜のひとつ。実は昔から”薬効”として用いられることがあるほど栄養たっぷりです。 味が染みて美味しいだけじゃない、低カロリーでダイエットにもオススメな大根についてご紹介します。
大根とは
大根とは、アブラナ科ダイコン属で、1年を通して収穫されていますが、旬は11月~2月頃のものが多くなっています。よくスーパーに並んでいる大根は青首大根という品種で、太くて長く、葉の根元が青くなっているのが特徴です。大根には様々な種類があり、ラディッシュも大根のひとつです。また、大根のスプラウト(芽)はかいわれ大根として食べられています。 春~夏に採れた大根は辛味が強く、秋~冬はみずみずしく甘いのも特徴です。
大根の栄養素
■ジアスターゼ
でんぷんを分解する酵素のことで、消化を助け、胃もたれや胸やけを防ぐ働きがあります。大根もちはこのジアスターゼの働きを生かしてでんぷんを糖に変え、甘味のある味わいになっているのです。
■アミラーゼ
炭水化物を早く消化させる働きがあります。胃腸の働きをサポートする働きがあります。
また、葉の部分にはビタミンCやβカロテンが含まれており、栄養たっぷりです。葉も捨てずに食べる、という昔からの知恵は理にかなっていますね。
大根はダイエットの味方?
大根は栄養素自体は少なめですが、消化を助けてくれる酵素を含んでいるほか、低カロリーで水分が多く、満腹感を得やすい野菜です。また、先程ご紹介したアミラーゼには炭水化物の消化を早め、代謝を上げることで脂肪の蓄積を抑える働きがあります。そのほか、大根に含まれているカリウムにはデトックス効果があり、むくみの解消も期待できます。 最近ではベジヌードルとして用いられることも多く、パスタのように細く切って、パスタの代わりに食べるとかなりのカロリーオフに。専用のベジヌードル用カッターも販売されているので、一度試してみてはいかがでしょうか。
おすすめ大根レシピ
■梅と大根のサラダ
(1)大根(約5cm)ときゅうり(1/2本)を千切りにする。
(2)梅干し(2個)の種を取り、包丁で軽くたたく。
(3)ボウルに大根ときゅうり、梅干し、白ごま(大さじ1)、オリーブオイル(大さじ2)、顆粒だし(1/3袋)を入れ、全体を軽く混ぜればできあがり。
箸休めにぴったりな、さっぱりとしたレシピです。ほか、ベジヌードルとして使うなら和風パスタがおすすめです。大根の青臭さが気になる場合は、サッとお湯をかけるといいですよ。
冬に活躍する大根は、ヘルシーでダイエットの味方になってくれる野菜です。料理にも取り入れやすいので、ぜひダイエットのお供として活用してみてはいかがでしょうか。 ダイエットは食事だけでなく、併用して運動を取り入れることも大切です。
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