現在、新型コロナウイルス感染症の影響で、在宅勤務やテレワーク、外出自粛で自宅にいることが多くなり、体を動かす機会が大幅に減ってしまった… そんな運動不足によって起こる体の不調、改善法についてご紹介します。
外出自粛による体の不調
在宅勤務になり、家からほとんど出なくなり、めっきり運動をしなくなった方は注意が必要です。運動をしなくなると、血液の循環が悪くなり、疲労物質が体内に滞ります。 それにより筋肉が固くなってしまい、肩こりや腰痛を引き起こす原因になってしまいます。 さらにオフィスワークにあまり適していない環境で長時間作業を行うと、猫背など崩れた姿勢になりがちです。 適切ではない姿勢を続けていると、特定の筋肉に負担がかかりすぎて痛みが出やすくなることもあります。 運動不足からくる体の不調を解消するために、お家でも簡単にできる運動で体を動かしましょう。
(1)片脚立ち
バランス能力や筋肉を鍛える運動です。 片脚立ちをすると、通常の2倍の重力が足にかかり筋肉が収縮します。それによりバランス能力が高まり転倒防止にもつながります。
(1)姿勢をまっすぐにして立ち、床に足がつかない程度に軽く足を上げます。
(2)姿勢を保ったまま、1分間キープしましょう。
左右とも1分間ずつ行います。これを1日3回程度行いましょう。
(2)スクワット
下半身全体の筋肉を鍛えることのできるトレーニングです。
(1)肩幅より少し広めに足を広げて立ちます。
(2)おしりを引くように、2~3秒かけてゆっくりと膝を曲げます。この際、膝がつま先より前に出ないようにしましょう。
(3)ゆっくりと元に戻します。
(4)息を止めずに、深呼吸をしながら5~6回繰り返します。
太ももの筋肉にしっかりと力が入っていることを意識しながら行うのがポイントです。 1日3回程度行いましょう。
(3)肩こり体操
肩こり改善効果が期待できる、3分程度でできる体操です。
(1)ゆっくりと両肩を引き上げ、ゆっくりと戻すのを10回ほど行います。
(2)同様に、後ろに回しながらおろしたあと、前に回しながらおろします。(各10回)
(3)肘をわきにつけ、肩甲骨を寄せるように近づけ、10~20秒間保ち、元に戻します。
(4)首と耳を肩につけるように側屈し、倒した方の手で反対の手を握り、斜め下へ軽く引っ張り肩を下げるようにして10~20秒保ちます。 反対も同様に行いましょう。呼吸を止めない、反動をつけないように行うのがポイントです。
散歩などの有酸素運動や、ストレッチも効果的ですので、合わせて行いましょう。
適度な運動をすると、血液循環が促進することで、全身のこりがほぐれやすくなり、肩こりや腰痛の改善に繋がります。 また、筋トレなど自宅でできる運動でもストレスの解消の効果が期待できます。
さらに健康を意識した運動をしたい方は、ジムでの運動を始めてみるのもおすすめです。スポーツメガロスでは、軽い筋肉トレーニングなどのプログラムもご用意しております。 ぜひお越しください。