皆さんが日頃食べているチョコレートの主原料であるカカオは有名ですが、それとは少し違う「ローカカオ」をご存知ですか?ローカカオには貴重な栄養素が多く含まれており、最近注目のスーパーフードなのです。
ローカカオとは?
ローとは「Low(低い)」ではなく「Raw(生)」という意味で、そのままの生の状態、または低温で加工したカカオのことを指します。通常のチョコレートに使用されるカカオは高温の焙煎や、加工の過程で乳製品や白砂糖と混ぜ合わせているため、本来持つ栄養素が損なわれています。
ローカカオはカカオが本来持っている栄養素をそのまま摂ることができるため、近年注目を集めています。
ローカカオには栄養素がたっぷり!
ローカカオには多くの栄養素が含まれています。マグネシウムを豊富に含んでいるため、糖尿病のリスクの軽減や心疾患のリスクも下げることも期待できます。また、血中のコレステロール数値を下げる働きがあるオメガ6系脂肪酸も含んでおり、大いに健康維持に役立つ食べ物です。
また、女性に嬉しい美容効果も多く、抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれているためアンチエイジング効果も期待できますし、ビタミンCには美肌づくりのサポートをしてくれます。女性に多い貧血にも効果があり、鉄分も豊富に含んでいます。
特に特徴的なのが、恋愛ホルモンと呼ばれるPEA(フェニチルアミン)を含んでいる点です。
フェニチルアミンとは?
ローカカオに含まれているフェニチルアミンには恋愛ホルモンやときめきホルモンと呼ばれる物質が含まれており、人が恋をすると脳から分泌れて恋愛した時のうきうきした気分や高揚感の元となります。
フェニチルアミンには多くの効果があり、その1つがダイエット効果です。「恋をすると食欲がなくなる」「食事が喉を通らない」と言いますが、これはフェニチルアミンの食欲を抑える働きが影響しているのです。また、消化を促進するためお通じがよくなり、便秘の解消にも役立ちます。肌の調子を整える効果もあり、恋をすると綺麗になるとはあながち間違いではないと言えます。
おすすめの食べ方
ローカカオには大きく三種類あり、生のカカオの皮を剥いて砕いたローカカオニブ、ローカカオパウダー、そして低温で作ったローチョコレートです。
ローカカオニブはそのまま食べてもいいですし、グラノーラなどに混ぜても美味しく食べられます。ローカカオパウダーは水に溶けやすいため、ココアのように飲むことが出来ます。ただし乳製品と合わせると折角のローカカオの栄養素が吸収しづらくなってしまうため、合わせるのであれば豆乳やココナッツミルクがオススメです。
ローカカオは温めると栄養素が損なわれてしまうため、45℃以下の低温で調理するようにしましょう。スーパーフードは目的に合わせて取り入れると効果的ですが、運動と合わせると相乗効果が期待できます。
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