ネバネバが特徴的な葉野菜「モロヘイヤ」は、夏に旬を迎えます。夏はネバネバしたオクラや納豆など、スタミナがつくものがオススメ!とよく言われますが、実際どのような効果があるのでしょうか?
モロヘイヤとは
モロヘイヤとは葉野菜の一種で、茹でて刻むと粘り気が出てくるのが特徴です。かつてエジプトでは栄養価が高すぎるあまり、王族以外は食べるのを禁止されていたといいます。また、美容効果もかなり高く、世界三大美女であるクレオパトラも好んで食べていたと伝えられています。 育てやすいことから家庭菜園やグリーンカーテンとして使っている方も多い野菜です。
美容にも健康にも!モロヘイヤの栄養素
モロヘイヤにはビタミンの元になるβカロテンや、カルシウムが豊富に含まれています。カルシウムの吸収アップに必要なビタミンKも含まれているので、食べるだけで骨粗鬆症の予防にも繋がります。モロヘイヤの特徴であるネバネバは糖の吸収を穏やかにしてくれますよ。その他、動脈硬化や高血圧の予防にも効果的です。 美容面では、アンチエイジング効果が期待できるビタミンCや、シミ、そばかすの予防、むくみの解消をサポートしてくれます。便秘や貧血にも効果的なので、女性には嬉しいですね。
どこを食べるの?
モロヘイヤは茎に葉がついている状態で売っていたり、家庭菜園の方は生えていますが、モロヘイヤの「さや」「種」「枝」「若葉」には、ストロファンチジンという吐き気や下痢を伴う毒が含まれているので調理の際は注意が必要です。とはいえ、スーパーで販売されているモロヘイヤには毒は含まれていませんので、安心して食べることができます。 家庭菜園で育てている方は、葉っぱ以外の部分は食べないよう注意してください。 スーパーで売られているものは茎も食べられますが、下の部分は硬いので、上半分くらいまでがおすすめです。
おすすめ!モロヘイヤレシピ
■超簡単!おひたし
(1)モロヘイヤの葉、茎をカットし、茹でる(20~30秒)。
(2)冷水にさらし、水気を切ったら、醤油(適量)と鰹節で和える。
1番手軽なモロヘイヤレシピです。納豆に混ぜてもおいしいですよ。
■夏のネバネバ丼
(1)モロヘイヤを茹で、冷水に晒して水を切り、ざく切りにする。
(2)ボウルにモロヘイヤ、めかぶ(1パック)、岩のり(小さじ半)、醤油(適量)を入れ、よく混ぜる。
(3)茶碗にご飯を盛り、混ぜたモロヘイヤと納豆(1パック)、卵黄をのせる。
夏バテ防止にぴったり!休日のランチにもおすすめです。
そのほか、青菜炒めにしたり、スムージーにするのもおすすめです。栄養たっぷりなモロヘイヤを、食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。 健康面、美容面に気をつけているなら、食事と一緒に運動も見直してみませんか? スポーツメガロスでは、プロのトレーナーがマンツーマンでレッスンするパーソナルトレーニングの他、ヨガ、マシントレーニングなど、様々なプログラムをご用意しております!