もずくといえば、パックのもずく酢を思い出す方が多いのではないでしょうか。ちょっぴり地味な印象のもずくですが、実は栄養素たっぷりで美容に良いともいわれています。
もずくとは?
もずくとはモズク科・ナガマツモ科の海藻です。他の藻類に付着することから「藻付く」という名がついたと言われています。
保存性を高めるため酢漬けにされていることが多いですが、もずくは熱に強いため加工品も栄養価はほとんど変わりません。イトモズク、オキナワモズク、イシモズクの三種類が多く見られ、一般的にスーパー等で販売されているもずくはオキナワモズクになります。
ぬめりの具合や歯ごたえが種類によって違うので、食べ比べをしてみてもいいですね。
もずくには栄養がたっぷり!
もずくに含まれる栄養素として、フコイダンが挙げられます。
フコダインにはコレステロール値を下げたり、抗酸化作用が強いためがん予防や免疫力をアップする効果も期待できます。ピロリ菌を抑え胃潰瘍を修復する働きもあり、ストレスのたまっている方の健康維持にもおすすめの食材です。これだけでなくもずくにはカルシウムやミネラル、ビタミンも豊富に含まれています。
赤ちゃんの骨や脳を正常に発達させるために必要なヨウ素も含んでいるため、妊娠中の方にもぴったりです。
美容効果で肌の老化も防いでくれる!
フコイダンにはアンチエイジング効果もあり、老化の原因になる活性化酸素を取り除いてくれる、美容にいい面もあります。
食物繊維もたっぷり含まれており、便秘改善の効果も期待できます。
それだけでなく、もずくには水溶性食物繊維が含まれていて、これは保水性があり急激な血糖値の上昇を防いでくれるものです。衣装内での動きがゆっくりになるため、お腹がすきにくくなり、ダイエット効果が期待できます。
もずく自体のカロリーも100gあたり6kcalとかなりのローカロリーなので、ダイエットメニューとしてもおすすめです。
もずくスープのレシピ
もずくは体を冷やす作用があるため、スープなどにして温めて食べるのをおすすめします。
もずくのスープ
(1)鍋に水300cc、麺つゆ小さじ1、醤油小さじ1、鷄がらスープ小さじ1.5、酒小さじ1を入れ、火にかける。
(2)1が沸騰したら下ごしらえをしたもずくを入れる。
(3)椀にゴマと刻みネギを適量入れ、スープを注ぐ。
エアコンによる冷えが現れる季節ですので、温かいスープで体の芯を温めましょう。
もずくは低カロリーかつ栄養満点の食べ物です。
体力が落ちているとき、食欲がないときはあっさり食べられるもずくを摂りましょう。もずく酢には疲労回復に効果があるクエン酸・アミノ酸も含まれていますので、これからの季節に活躍しそうですね。
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