イタリアで大流行中の「ゼンパスタ」、実は日本でも料理に多く取り入れられている食材なんです。低カロリーな上に便秘解消効果もあるという優れもの!今回は「ゼンパスタ」を使った簡単レシピをご紹介します。
イタリアから逆輸入?日本発のあの食材
「ゼンパスタ」の語源は「禅+パスタ」で、その正体は「乾燥しらたき」なんです。しらたきはコンニャクを細く麺状に加工したもの。コンニャクは糖質をほとんど含まず、低カロリー、豊富な食物繊維、腸内の浄化や便通を促す効果を発揮します。イタリアでは細く加工して乾燥させたしらたきが、パスタの代替食品としてブレイクしたそうです。
糖質制限ダイエットの継続に強力な「ゼンパスタ」
小麦粉製である通常のパスタに比べ、乾燥しらたきを使ったパスタのカロリーは数分の一。1回の食事をゼンパスタに置き換えるだけでもカロリー制限でき、ダイエット中の食事に悩む方に最適です。過度の食事制限はつらく、ちまたの「置き換えダイエット」はスイーツのよう。対して「ゼンパスタ」は味も楽しめ、食事をした充実感も味わえる優秀なダイエット食です。
なぜ味や匂いにクセがない?
ゼンパスタ(=乾燥しらたき)は味にくせがないことも特徴です。コンニャクというと、あの独特の匂いが気になる方がいるかもしれません。しかし、あの匂いは生のコンニャクを保存するために添加された物質の香りです。乾燥させたしらたきには添加されないので、別の食材との相性もよく、サラダなどのさまざまな料理に使ってもおいしく召し上がれます。
パスタの代替として応用
ただパスタの代わりの麺として利用するだけでお手軽な「置き換えダイエット」! スパゲティなどのイタリアンにとどまらず、さまざまな麺料理に応用可能です。
(1)乾燥しらたきを沸騰したお湯で戻し温めます。 (2)水を切って、お好きなパスタソースにからめます。(レトルトや缶詰のソースでもOK) ※注意!乾燥しらたきには水あめが添加されているため、戻す際に水あめを取り去らないと低カロリー食品としての機能が十分に発揮されません。多めのお湯で戻してから使いましょう。
あの麺料理もゼンパスタで代替!
焼きそば用の麺を乾燥しらたきに代えれば、ヘルシーな焼きそばが楽しめます。
(1) キャベツや、細切りしたピーマンやニンジン、モヤシなどお好みの野菜をカットしておきます。
(2) 熱したフライパンに油を適量ひき、適当な大きさに切った入れて軽く炒めます。
(3)フライパンにお湯で戻して水切りした乾燥しらたき(戻した後150~200グラム程度)を投入。
(4)しばらく強火で野菜と炒め合わせて塩コショウひとつまみを振りかけます。
(5)最後にウスターソース(大さじ2杯程度)をまわしかけて味を調えればできあがり。
ウスターソースを少なめにして醤油を入れたり、かつお削り節少々を振りかけたり、カレー粉を振りかけたりするなどしたアレンジもおすすめです。
日本では幸いなことにイタリアンをはじめ洋風、和風、中華風など、麺料理の種類が豊富です。あれこれ試しながら、お気に入りの味をレパートリーに加えてみませんか。
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