「ごはん」と一言に言っても、私たちが日頃食べ、親しんでいる白米だけではなく、様々な種類があります。 スーパーでいろんな種類があるけど、何を買ったらいいか分からない…そんな方のために、「ごはん」について、詳しくご説明します。
白米とは?
白米とは、稲の実から籾殻、米糠、胚芽を取り除き、胚乳と言われる部分=私たちが食べている白米の部分のみを残した状態を言います。糖質やたんぱく質を含む炭水化物で、お茶碗1杯あたりのカロリーは267kcal、糖質は58.9gです。 固く、クセのある部分がすべて取り除かれているので、後からご紹介する他のお米に比べて柔らかく、クセがないのが特徴です。 白米は、洗米のほか、洗わなくてもいい無洗米などもあり、一番広く流通しています。
玄米とは?
玄米は、籾殻のみを取り除いたお米のことです。米糠や胚芽がついたままですが、実はここに栄養がたっぷり含まれています。糖質の代謝を助けるビタミンB1や、食物繊維が豊富に含まれており、血糖値の上昇がゆるやかになります。お茶碗1杯あたりのカロリーは264kcalと白米とあまり差はありませんが、糖質は51.3gとやや少ないのが特徴です。また、血糖値の上昇がゆるやかなので太りにくく、ダイエット中の方にもおすすめです。 やや匂いなどのクセがありますが、カレーやチャーハンなどにすると美味しく食べることができます。
雑穀米とは?
雑穀米とは、白米に他の雑穀を加えたもので、食物繊維が豊富な大麦や、ポリフェノールを含む古代米、メチオニンを含むきび、そのほか、あわ、ひえ、スーパーフードのキヌアなどがよく使われています。雑穀米は厳密にこれを入れなければならないという決まりはなく、「雑穀米」といっても種類の幅は広くなっています。 雑穀米の基本的なカロリーや糖質は白米と同等ですが、入っている雑穀によって異なります。また、入っている雑穀によりますが、白米よりも雑穀米の方が、玄米同様血糖値の上昇がゆるやかです。 ダイエット中の方は、雑穀米もおすすめです。五穀米や十六穀米なども雑穀米に含まれますので、気軽にスーパーで買うことができます。
麦ごはんとは?
麦ごはんは白米に麦を混ぜたごはんのことで、食物繊維が豊富なのが特徴です。こちらも玄米や雑穀米同様血糖値の上昇がゆるやかになります。 麦にはたんぱく質、ミネラル、ビタミン、食物繊維などが含まれ、特に食物繊維は白米のおよそ19倍も含まれています。例えば、お米1合に麦50gを混ぜると、お茶碗1杯の麦ごはんでは1.6gの食物繊維を摂ることができます。 食物繊維を手軽に補うことができるので、便秘気味の方にもおすすめです。
ごはんには様々な種類がありますが、ダイエットの面で見ると「玄米」「雑穀米」「麦ごはん」がおすすめです。血糖値の上がり方が穏やかになりインスリンの過剰な分泌を抑制するためダイエットに最適です。いつもの食事に少し麦を混ぜてみるところから始めてみませんか? ダイエットには食事面、運動面の両方からアプローチしてあげることでより効果が期待できます。 スポーツメガロスでは、ダイエットに特化したプログラムを多数ご用意しております。まずは運動不足を解消するところから、お気軽にお越しください。