出産後に体重が戻らなかったり、体重は落ちたものの、体型の崩れが気になったりしませんか?産後に体型が乱れたことが気になってはいるものの、そのままにしてしまっている女性は、多くみられます。でも、あきらめないで。骨盤を意識して生活していくことで、体型の崩れは改善できるのです。
骨盤の歪みが招く体型の崩れ
本来であれば、妊娠・出産を経て広がった骨盤は、3~4ヶ月かけて、自然に元の状態へと戻っていくものです。しかし、妊娠前や妊娠中に骨盤に歪みが生じていると、元の場所に戻りづらくなります。これには、横座りの姿勢をとることや猫背、脚を組んで座ることなどが影響しています。産後にぽっこりと下腹部が出てしまうのは、ほとんどのケースで、骨盤が開いたままの状態で肉がついてしまっていることが原因です。
骨盤底筋群を鍛えて歪みを解消しよう
骨盤の歪みの解消には、骨盤底筋群といわれる膀胱や子宮を支える骨を鍛えるのが、効果的です。骨盤底筋群を鍛えることで、お腹の腹筋群、背中の脊柱起立筋、太ももの内転筋群に軸ができて、骨盤の歪みが解消するとともに、姿勢がよくなります。
隙間時間でもできるエクササイズ
家事や育児の合間に時間を見つけて、ストレッチを行うことで、インナーマッスルを鍛えて、骨盤の歪みを改善することができます。下腹部やお尻等のシェイプアップにもなりますので、ぜひ生活に取り入れてみましょう。
お尻歩きエクササイズ
骨盤を矯正するだけではなく、ウエストや背中、お尻のシェイプアップ効果も期待できます。
背中を伸ばして、床に両脚を伸ばして座ります。腕をふりながら、左右の骨盤を交互に前に出すことを意識して、お尻で歩くように進んでいきます。前向きがスムーズにできたら、後ろ向きで戻りましょう。1回3分で2~3セットが目安です。
お尻上げエクササイズ
背中を伸ばすので、お尻歩きの後にやると気持ちよく感じられます。ヒップアップ効果もあるストレッチです。
仰向けになって膝を90℃に曲げ、腕は身体の横に沿っておきます。腰からお尻を上げて、膝から肩までが一直線となる状態で3秒間キープします。10回を2セット行いましょう。
骨盤まわしエクササイズ
フラフープを回しているかのような動きをするエクササイズです。ウエストのシェイプアップやO脚の改善にも効果があります。
肩幅くらいに両脚を開いて、つま先を正面に向けて立ち、腰に手を置きます。膝をなるべく曲げないように注意しながら、フラフープをやるかのように、腰を水平にまわします。右回りと左回りの各30回を1セットとし、2セットが目安です。
日常的に腰を立てて座るように心掛けるだけでも、骨盤の歪みは改善できます。骨盤が歪んだ状態を放置しておくと、腰痛の原因になりやすいです。骨盤底筋群を鍛えることで、尿漏れや頻尿の予防や改善にもなります。ただし、腰痛がある人は、無理してエクササイズを行なわず、医師に相談しましょう。
ヨガやピラティスなども、骨盤の歪みを矯正する効果があります。仲間と一緒に頑張りたいと考える人は、スポーツクラブメガロスに来ませんか?インストラクターが、骨盤の矯正に効果があるレッスンをご紹介します。