トップアスリートも取り入れているストロー呼吸は、シンプルで誰でも挑戦できると注目されています。ストローを咥えたまま呼吸するだけという超簡単な方法で、ポッコリお腹が引き締まるなど、運動が苦手な方にもおすすめです。
お腹の引き締めに必要な運動は腹筋じゃ…ない?
お腹を引き締めるためのトレーニングで真っ先に浮かぶのは「腹筋」ではないでしょうか? しかし、実際に腹筋だけで簡単にお腹がへこむわけではありません。これは、腹筋運動で鍛えることができるのは主に腹直筋という表層の筋肉であるため。くびれをつくるのは、表層の腹直筋ではなくお腹のまわりに張り付いてコルセットのような役割を持つ「腹横筋」などのインナーマッスルなのです。「ストロー呼吸」でお腹が引き締まるのは、この腹横筋をはじめとしたお腹のインナーマッスルを鍛えることができるからなのです。
ストロー呼吸が「インナーマッスル」を鍛える
では、なぜ「ストロー呼吸」がインナーマッスルを有利に鍛えることができるのでしょう。腹横筋は体の深部にあり通常のトレーニングでは意識しにくい筋肉です。この腹横筋を鍛える鍵となるのが「呼吸」です。ストローを使って呼吸に負荷をかけることで、インナーマッスルの収縮を意識しやすくするのです。ストローが細くなるほど負荷が大きくなるため、効果が高まるといわれています。
ストロー呼吸のやり方
2)利き手でストローを持ち、ストローを咥え口の横から息がもれないようにする。
3)「息を吐く→5秒」、「息を吸う→5秒」計10秒で1セット。
4)1日5〜10セット行う。
※慣れてきたら、吐く時間を10秒、吸う時間を10秒に増やす。
※使用するストローはコンビニや100均ショップで市販されているものでOK!
ただし!注意点
腹筋をいくら鍛えても、その上にたっぷりの脂肪が乗っていてはいくら頑張っても割れた腹筋を見ることはできません。 「ストロー呼吸」などでインナーマッスルを鍛えつつ、有酸素運動も一緒に行っていきましょう。脂肪を燃焼させるのであれば、水泳や縄跳び、ウォーキングなどがおすすめです。 また、筋力トレーニングをする際はタンパク質を意識して摂取することも大切です。
呼吸をするだけという頑張らないトレーニングでお腹がスッキリする「ストロー呼吸」には、腹横筋が鍛えられることで、内臓の位置が安定し排便を促す作用があるともいわれています。
また、体幹や背骨の安定にもつながるため、腰痛予防にも効果が期待できますし、運動が苦手という方にもおすすめです。
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