乾燥の時期気になるドライアイや寒さから起きる肩こりや目の疲れなど、冬は身体に様々な不調が出やすくなります。使い捨てカイロなどで温める方法もありますが、最近では何度も繰り返して使えるエコな小豆カイロが人気を集めています。
冬の時期に起きる体の不調
毎年冬になると身体に不調が現れる人は、もしかすると「冷え」と「乾燥」が関係している可能性があります。特に肩こりや目の疲れ、ドライアイなどが冬に酷くなる人は該当しているかもしれません。
寒い時期は、手足だけでなく首や肩も血流が低下し肩がこりやすくなります。しかも肩がこると血行不良になりやすく、身体も冷えるという悪循環に。
また、乾燥する時期は目を保護する水分量が減ってしまうので、ドライアイによる眼精疲労が辛くなるケースもあるのです。
小豆が身体を芯から温める理由
暖房やカイロで身体を温める方法もありますが、暖房は室内の水分を奪って乾燥を加速させます。またカイロは乾燥物で乾いた熱の為、浸透率が悪く身体の芯まで温めるのは難しいと言われています。
そこで今注目を集めているのが“小豆を温めて作るカイロ”です。小豆には豊富な水分が含まれていて温めると自然に水分が蒸気となって出て来ます。お風呂に入ると身体の芯から温まるように、湿熱は身体をしっかりと温めて保湿をしてくれるので、目に使えばドライアイや長時間のパソコン使用による眼精疲労も緩和されます。
小豆カイロの作り方
小豆カイロの作り方はとっても簡単で、しかも一度小豆から出た水分は時間経過とともに自然と戻ってくる性質があり、何度も繰り返し使えるのでエコにも繋がります。
小豆カイロの作り方
(1)綿100パーセントの巾着を用意します。
(2)小豆をお好みの量、溢れない程度に詰めてしっかりと紐で口を結びます。
(3)電子レンジで30秒~60秒ほど温めて出来上がりです。
小豆の他にも玄米や米ぬかなどもカイロ代わりとして使用ができるので、自分の好みの素材を試してみてくださいね。
ただし注意点…!
小豆は長時間加熱をすると爆発する場合があるので60秒以上は加熱してはいけません。また、一度小豆から抜けた水分は4時間ほどかけて戻ってくるので、再加熱には時間を空ける必要があります。
カイロに使用する布は化学繊維の物を使用すると加熱した際溶けてしまう可能性があるので必ず天然繊維100パーセントの物を使用するよう、注意してください。直接肌につけて使用するのも火傷の原因に繋がるので注意が必要です。
ただ、小豆カイロは、200回ほど使ううちに効果が薄れてくるので「温まるのにいつもより時間がかかるようになった」と思ったら、中の小豆の変え時です。
蒸気と遠赤外線効果によって身体を芯から温めてくれる小豆カイロは自分でも簡単に作れる上、何度も繰り返し使えるのでとてもエコな温活グッズです。オフィスでのちょとしたリフレッシュにもおすすめです。
スポーツメガロスでは、冬の時期におすすめな身体を温めるプログラムを多く用意しております。気になる方はぜひスタッフまでお問合せください。